2009年6月14日日曜日

歩道って何なの?

どんな使い方しても許されるみたいですね。



先ずは歩道駐車場それも高級車ベンツ。

オートバイ天国のホーチミンでは、車専用の駐車場はほとんど見ません。
経済成長著しいこの国では、自家用車を持つ人も増えてきました。
数年先を想像すると、恐ろしくなりますね。



街の本屋さん。私の事務所を出ると右側にあります。
街路樹があった場所を利用しての“店舗”。
店員は近くに止めたオートバイの座席に身を横たえ
”来店客”を待ちます。

スコールの時は片付けるのが大変だと思うのですが。
ここの人は、それとの付き合い方を良く知っています。

雨降るタイミングの予測機能を各自が持っているようです。
               
    
胸を張って歩く
お兄さん。

仕事は
「何なの?」















歩道のカフェで
くつろいでいる人が
お客様。








彼は”靴磨き”です。

    How much?
     相場は1万ドン位?(60円)
     ?の意味は、2万や3万ドンと言われて払った経験があるので。
     磨き終わると、敷き皮を買えと迫ってきます。
     ここの生活に慣れて来ると、その時に強く「NO」と言えるのです。

写真の赤い椅子(日本のお風呂で使うプラスチックの椅子に似ています)
テーブル機能も兼ね備えています。

カフェ・ソ・ダと呼ばれるベトナム・アイスコーヒーの入ったコップを
この写真の二人も、そこに置いています。

私は、おしりのぬくもりが残る所に置くのには、まだ躊躇してしまいます。

そして、昼にカフェのあった場所も夜には居酒屋に姿を変えます。

時間帯で、“お店の経営者”も変わるようですが。

そうですよね、朝から晩までオートバイの行き交う道端にいたら
健康にいい事ないですからね!



体育施設が右手にあり
そのフェンスを挟んだ
歩道側にネットが
張られています。









その健康に良くないところで、スポーツをする集団もいるのです。

特設コートです。
歩道なのに線が引かれています。

夕方、5時前。
帰宅ラッシュで排気ガスが一番多い時間帯です。

そこに、仕事を終えた人が集まってくるのです。
やっているのは足蹴りバトミントンのようなスポーツ。

この体育施設にジムがあるせいでしょう。
ムキムキ筋肉を披露しながらプレイに興じる人もいます。

この種の見せびらかしたがる輩は、世界どこにもいるのですね。


と、言う事でホーチミンの人たちは歩道を歩道としてだけではなく、
マルチ・パーパス・スペースとして活用しています。

日本なら、先ずは警察に道路の使用許可申請がマスト。
しかし、結果は全てが、却下でしょう。

ここは独自の文化手法”賄賂”で解決しているのでしょうか?????
となると、そこを管理している公安が“ヤクザ”と言うことになってしまいます。

 *日本も似た構図があるようにも感じますね。
   
混沌とした中に、それなりのルールがあるようで
色んな意味で楽しい街です。

2 件のコメント:

  1. 街の様子がよく分かります。

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  2. 5年間のキャリアのある人にコメント頂き
    感謝です。

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