2009年5月26日火曜日

パルメジャン・チーズ & フランス・パン



ハマッテいます。

指先でレタスを引きちぎり、トマトは大きく6つ切りに。
ピリッとした感触を出すためにオニオン・スライス。
色合いを整えるのに薄くカットしたグリーン色鮮やかなピーマンも。

薄めにカットしたスペイン産サラミをそこにのせ、オリーブオイルたっぷりの
ニンニク風味を効かせた特製ドレッシングを輪を描くようにかけます。

さらに、下ろしたパルメジャン・チーズを「これでもか!」と振りかけるのです。

次に、右手をそのサラダボールに入れ指先でつまむようにかき交ぜ
野菜類にドレシングを馴染ませます。

そして、指先についたドレシングを舌で軽く舐めるのです。

味のチェック!

「チョッと塩味が?、マアー、イイカ!」と、自問自答。

サラダ作りと同時並行で冷凍室のフランスパンを取り出しオーブンに。
そして6分間、グリルで焼きなおすのです。
パリパリ感たっぷりの焼きたてバンミー(ベトナム語でパンの事)に変身。

そのアツアツパンの皮を親指で破り、そこにバターを。
一時おくと融け始めたバターが白いふかふかのパンの中身にしみ込み
その部分が黄金色に。


サアー、食事の始まりです。


=食事の後の儀式です=

 食べ物の脇には、常備薬が入ったケースが置かれています。
 何故かケースには、ミッキーマウスのシールが張られているのです。
 長年愛用のケースで日本からわざわざ持参。

 中身は、血圧降下剤にアスピリン(血をサラサラにするために服用)
 そして、血糖値等を調整する3種類の薬が。

  *身体の関する各種数値は個人情報ですので控えさせてもらいます。

 こちらの外人ドクター曰く、バランス良い食事をすれば良いというので
 今の食生活でも特に修正の必要ないようですが。

 私の通っているこちらの病院に最近着任した日本人ドクターは、
 私の食生活の話を聞き、「僕は聞かなかったことにします」
 私の担当になるのを避けているようです。

 きっと、この患者に食事コントロールを指示しても
 無理と判断したのではないでしょうか。

フルーツ天国 in Vietnam



= アンドン市場に向かう通りに果物屋さんが並んでます=



マンゴ・ザボン・ドラゴンフルーツ・釈迦頭・マンゴスチン・スイカ
ドリアン、ライチー、そしてバナナにイチゴあとは見たこともない果物も---
本当に種類は豊富。

でも、私はリンゴ・オレンジ・バナナ等日本でも食べているお馴染みの
ものばかりをスーパーで買っていたのです。

理由は単純。
見慣れぬ姿に、買う”勇気”がわいてこなかったのです。

  「どうやって食べるの?」

  「食べごろは?」

  「美味しいのかな?」


ところが最近はそのトロピカルフルーツが冷蔵庫の中に。

理由は単純。

リンゴやオレンジはここでは輸入品。

地元産のトロピカル・フルーツの方が安くて美味しい事に
気がついたのです。

  マンゴは40円程度、スイカも100円もしないのですから。
  *野菜類に比較すると高めには感じますが。
 


また、事務所のエライさんの庭ではトロピカル・フルーツが採れるのです。
”お抱え千疋屋”が裏庭にあるんですね。


そこで採れたマンゴ。

私がこちらで習得(?)した
カット技術での作品です。


 







=ご参考までに=

  *イチゴはお勧めできません。

     皆さんも経験ありませんか?

     園芸店で買った鉢植えイチゴの実が食べごろとなり
     貴重な数粒を摘みとり口にしてみるものの、
     甘さに欠けガッカリ。(これが本来の味なのかも)
     そんな感じです。

     日本のビニールハウスで栽培されたイチゴの味は
     世界最高でしょう。

     農業の面でも、日本は技術大国なのですね。


=ところでチョッと、思ってみました=


      イチゴ等もそこまで手をかけ、高く売る必要があるのかと
      こちらで生活すると考えてもしまいます。

      日本の流通業界のあり方も考えさせられます。

      先進国のあり様が本当にいいのでしょうか?
      それで我々は幸せになるのでしょうか?

      なんて言っていると、いかにもボランティア活動家
      らしいコメントになるのですがーーー。

      もともとが軟弱、優柔不断。

      そこまで詰めては考えていません。
      でも、ベトナムで生活すると日本を客観的に見るようになります。
      それ故、日本の”異常さ”も見えてきます。

      その例が豚フル騒動のマスクです。

      幸いベトナム人は豚フルに関心がなく、その件で
      質問されることがないので助かります。

      これが欧米人から「Why?」と聞かれたら
      何と答えれば良いのでしょう。

        

      日本人のチームワークで動く良さは世界に誇れます。

         しかし、豚フルが報道されるなかで皆が同一の
         集団行動をとる姿(マスクをする姿)の徹底さを見ると
         ”怖さ・恐れ”を感じてしまいます。

      やはり日本人には”個”がないのでしょうか?

      サッカーもフォアードは、個性の強いタイプが向いてるので
      だから日本人には、良いストライカーが育たないと言われます。

      話がアッチ・コッチ飛んでしまいました。

      今は6月6日のウズベキスタン戦に日本が勝利し、
      ワールドカップに出場することを願っています。

      個人的に過去2回のワールドカップは競技場で見れる
      幸運に恵まれました。

      その時の”国”を応援する感動は忘れません。

      今回の南アフリカ大会は現地での観戦は無理でしょう。

      でも、日本にいてもその感動を再度味わいたい
      ーーー、それも勝利で。

      「オカチャン、頑張ってね!」












           







2009年5月22日金曜日

ベトナム風甘味処?






ベトナム風(ぜんざい)
を「チェエ」と発音。

ココナッツ風味の
独特の甘さ。


This is Vietnamese sweets.







庶民の食べ物はビニール袋入りで
吊るされて、
道端で売られています。

   *オートバイの人達の視線に注目。

撮影の時間帯は帰宅ラッシュ時。
常連さんを狙い、同じ場所に陣取ります。


で、ハイグレードなチェエ屋さんはテーブルに具を陳列。
客が好みの具を選ぶと、手早くそれと”ぬる燗”程度の
秘伝のココナッツ・シロップをビニール袋に入れてくれます。

今日、こちらの人(ベトナム人)に聞きました。
ココナッツ・クリーム・シロップは暖め過ぎすると
風味がなくなるのだそうです。

そのため、半生状態のココナッツは腐り易く、
調理したら早めに食べないといけないとのこと。

ですから、こちらの人も時間が経ったものを食べると、
トイレ通いとなってしまう事があるようです。

でも甘党の方は、一度はチャレンジしてください。
本当に美味しいのです。「ウーン」です。

アズキ風味のチェエの味を解説します。
  かき氷にアズキとさらにコンデンス・ミルクを
  かけたのがありますが、それに少量のお湯を掛け
  融ける前に素早く食べたときの食感ーー。

  この表現、わかります?

私も試したわけではありません。どなたか挑戦を!

ところで注目のHow muchですが、
こんな感じかな。
 
 路上販売は  3千ドン
    (20円弱)     
 屋台販売は  5千ドン    (30円弱)

 レストランで  1万2千ドン  (60円超)


先日メコンツアーの帰りに駐車場スペースもたっぷりの
外国人観光客
ドライブ・インに寄りました。

   チェエが何と、2万1千ドン (120円弱)
   「何、この値段、マッカー!(ベトナム語で高い)」
   と、思わず叫んでしまいました。

   ウエイトレスも苦笑い。
   
8ヶ月も生活すると、気が付かないうちに相場観が
身体に染みついてくるのですね。





2009年5月21日木曜日

ホーチミン・ゴルフ事情


朝4時半起床。 
5時半までには集合場所へタクシーで。
そこで何台かの車に分乗してゴルフ場へ。

これがゴルフ好き駐在員の日曜の朝です。

実はホーチミンには日系企業の進出が多く400社以上が
日本商工会にも登録しています。

製造業関係が多く土曜日も
操業しているので、お休みは日曜日だけ。
その貴重な日、早朝に起き、強い日差しのもとでのプレー
スコールも”恵みの雨”と考え、清涼感を楽しんでいるのでしょう。


「たかが、ゴルフ。されど、ゴルフ」、きっと彼らにとっては。

ホーチミンに来る前の私も「たかが、--」の組でした。

何故、やらないか?

ホーチミンにはゴルフ以外にも楽しい事がいっぱいあるからです。

Let’s join us!

  =補足と余談=
   ホーチミン周辺のゴルフ場は4ヶ所しかないため予約が取りにくく
   早起きに影響しているのでしょう。
   また、スタート時間は早朝が日本人、
大半の韓国人は午後。

   知人曰く、韓国人は午後スタートで、そのまま夜の宴会に。
   何故なら、
一度家に帰れば奥さんが外出を認めないから。

   










2009年5月19日火曜日

ポーランド料理 in Vietnam. Why?


ポーランド人が作った“郷土料理”を、ご馳走になりました。

ドイツ料理の定番”シュニッツエル”(ドイツ風トンカツ)に似ています。
でも、言ったら 「NO!」と否定し、その違いをタップリと講釈するでしょう。
ですから料理と一緒に飲みこみ、口にしませんでした。

ところで読者の皆さんは、「じゃ、なぜベトナムでポーランド料理」と
思うでしょうね。

実は観光学を、ポーランド人と一緒に大学で勉強しているのです。
 (彼らは国から選ばれた留学生。
   私は国から派遣されたボランティア、特に意味はないのですが。)

大学では、彼らのために6ヶ月間限定の特別クラスを構成。
そこには10名程のベトナム人学生も加わっています。

たまたま、そのクラスで日本の海外旅行マーケットについて
話をしたのがきっかけで、その後は聴講生のような形で参加。

学生時代は「ベトナム戦争反対闘争」とか言って学生運動
盛んな時期でしたので、“好きな勉強”もできませんでした(?)

それが皮肉にも、そのベトナムで学生生活を体験し
楽しんでいるのですからーーー、
人生は面白いものですね。

 *参考までに、私はノンポリ。ヘルメットもゲバ棒も経験なし。

料理に戻りますが、このポーランド料理のつけ合わせ
”茹でたてのポテト”の味がまた絶品なのです。

実はベトナムのポテトはとても美味しいのですよ。
北海道産で美味しいのがあったと思いますが、負けず劣らずです。

きっとベトナムの土壌は、ポテトに向くのでしょうね。

そして、サラダの量も半端ではなく出てきました。
肉もたっぷり、野菜もたっぷり。
これが彼らの食事スタイルですからね。

だから、スラブ系の人の身体は大きいのでしょうか?

ベトナム語で美味しいは、「ウーン!」
ポーランド語では、---? 忘れました。

2009年5月17日日曜日

思いを絵葉書にのせてーー、


中央郵便局の建物に足を踏み入れると
外の暑さから解放されます。
とは言ってもクーラーがあるわけでもないのですが。

高い天井、そして1世紀以上の歴史が訪問者に清涼感を
感じさせるのでしょうか。
入ると目の前に木製の椅子。
そこに腰かけ天井を見るとフランス統治時代の
サイゴンの地図が描かれています。

But
建物の奥の正面には、やはり”ホーおじさん”の大きな肖像画が。
そうなんです、ベトナムではいたる所で“彼”と遭遇します。


ところで、この中央郵便局のポストから絵ハガキを送るのが、
“ちょっと洒落た休日の過ごし方”と自分勝手に思っているのです。

先ず、高級デパート
ダイヤモンド・プラザ裏手のカフェで
ベトナム・コーヒーを。






 *手にしたモンブランのペン先が絵ハガキに触れて、サラサラーーと、
  は夢の話。
  どうやって、何を書こうか考え「今日は気分が乗らない。ヤメッ!」
  もたびたび。
  

上手く書けた絵ハガキだけが
この木製のポストに投函。
 






もし絵ハガキを受け取った人でこのブログを読んでいたら
「その苦心の作があの程度?」と思っているでしょう。

でも、筆不精の私にとっては、この「サイゴンのゆとりある休日」は
”究極の自己満足”なのです。

絵ハガキを受け取ったことのない人は、遠慮なく住所を教えてください。

よろしく。

2009年5月15日金曜日

コピー商品天国、ベトナム。


サムソナイト製
デ・パック

パソコンも収納できる
ビジネス兼用の優れもの

How much?






市内からチョロン地区(中華街)に向かう途中のアンドン市場に行きました。
1区のベンタン市場が旅行者向けなら、ここはローカルの人が対象。

アメ横のように一坪程度のスペースで色んな店舗が並んでいます。

ベンタンは言い値の三分の一位から値段交渉をスタートしますが
ここは初めての場所。相場も分からず交渉開始。

先方の言い値は38万ドン(約2000円)。
計算機を双方で叩き交渉開始。数度店から離れる振りを。
そして、最終合意価格は22万ドン(1200円程度)。

さて、本物のサムソナイトだといくらなのでしょうか?

この週末は市内の本物を扱っている高級デパートで
類似品を見つけて金額定め。
これもニセモノを買った時の楽しみ方のひとつです。

一緒にいたオーストラリアからの友人は、ルイビトンの財布を
買ったと見せてくれました。でも、それはVのマークが入っているだけ。
見たことないデザイン。

本人の話によれば、ベトナム語で「ルイビトン・ルイビトン」と繰り返され
言い値で買ったとのこと。

でも、彼の素晴らしいのは「これも旅さ」笑っていることでした。

2009年5月10日日曜日

ベトナムで飲茶



ワンタンスープ

チキン・レッグスの煮込み

青菜の蒸し物

エビとホタテの蒸し物







エビの蒸し物

鳥肉のアッサリ煮

 トウガラシのカット
 ベトナム風チリソース








市内からチョロン(中華街)へ向かう途中(5区)に
5ツ星のウインザー・プラザ・ホテルがあります。オーナーが香港系なので
中華料理の味は大変評判が良いとは聞いてはいました。

そこで、先日より我家に滞在しているシドニー在住の友人と、
”ベトナムでの飲茶”を楽しむことにしました。

シドニーへ行けば彼とは飲茶を食べに行きましたので
今回は、ベトナム対シドニーの飲茶味比べ対決となりました。

  *実はシドニーの中華街は世界でも有数の規模。
   そこの飲茶はナカナカのものです。

結果は「美味、美味、美味!」でした。

「味にアッサリ感があり、店内も静かでサービスも良い」との
コメントを彼からもらい、ベトナムに軍配。

確かに、シドニー在住中国人が行く人気店の飲茶レストランの店内は
中国語が飛び交い、日本の居酒屋チェーン以上の騒々しさ。
その空間はまさに中国そのもの。

シドニー湾の美しさ等もすっかり忘れてしまいます。

彼は、まだディープなベトナム人を知らないのかも。

でも、良い印象は、大切に持って帰ってもらいましょう。
それが口コミとなって、訪れる人が増えるならばーーーー、願ったりです。

そうそう、最後にお値段ですが13品の合計で

 ベトナム通貨 :40万ドン弱。
 US通貨    :20ドル強。
 日本通貨   :約2100円

この味、この量、この雰囲気。(ここは5ツ星ホテルです)

やはり、この地で食べなくては。

待っていますよ、来越を!

2009年5月9日土曜日

友、遠方よりーーー。お疲れ様。

シドニー在住の学生時代の友人が、ホーチミンを訪ねてくれました。
日程の都合で香港経由の16時間の長旅。

到着2日目の昨日は市内散策、そして奥様への買い物とフル回転。
きっとそのお役目(義理?)終了の安堵感からか、夜はカラオケ・クラブで
閉店まで歌い続けました。

そのためでしょう、今朝は10時になっても起きてきません。

お疲れのようです。

今回の彼の訪問で、異国にいて友人が訪ねてくれるのは本当に嬉しいものと実感。

このブログを読んで、”慰問”にと思ったら直ぐ飛んできてください。

今年もベトナムへの旅行者の減少傾向は続いています。
なんとか歯止めをしなくては。

2009年5月7日木曜日

ネズミとの戦い!

ネズミが映画のシーンに出てくると、目を細めてしまいます。
そのくらいに嫌いで苦手なのです。

そのネズミが、夜毎私のいる事務所のなかを徘徊。

朝出社すると、パソコンのキーボード周辺に痕跡があるのです。
  長さ8m弱、直径2ミリ程度の黒い乾燥したものがーーー、
  そして、引き出しを開けると名刺ホルダーのカバーに水滴(オシッコ)
  の跡が。どうやって中に入るのでしょうか。

昨日は、今まで出一番大きい食べ物らしき残骸も。
(良く見ずに処理)

ですから、朝一の仕事はコワゴワ引き出しを開け痕跡処理の
雑巾がけから始まります。勿論、目は細めての作業です。
   
   豪快な女性スタッフがいて、朝、机の引き出しのなかに
   ネズミの死骸があったのでシッポをもってつまみ出したとの事。
   緊急対応の時は2階にいる彼女に声を掛けようと思って
   日ごろから親しくしています。Anhさん、よろしくお願いします。

隣の席のNamさんは、私の雑巾がけを見ながら言うのです。
   「GG、キレイニシスギルヨ」 
そうなのです、彼の机の上は書類が山積みで土砂崩れ状態。
あえて、ネズミもそこには行きそうもありません。

ベトナム生活唯一の不満が、このネズミです。

 補足:でも、一匹(?)だけ愛するネズミがいます。
     分かりますよね!

2009年5月5日火曜日

ベトナムコーヒーって、やっぱりハマるね!



ベトナム・コーヒーが
こんなに香ばしいものとは
知りませんでした。



 
ブログでは、甘い香りとまろやかな味わいを楽しんでもらえないのが残念。

この香り・味をだしているのには秘密があるのです。

先ずは、焙煎後に加えるバターで香ばしさがかもしだされること。

そして、このアルミ製のフィルターです。
時間をかけてドリップすることで、濃くてやや苦味のあるコーヒーに。

さらに、そこに魔法のコンデンスミルクを加えるのです。

そうすることで、独特の甘さと香ばしさをもった
ベトナム・コーヒーを楽しむことができるのです。

「エッ、飲みたくなった」

そうでしょう。

私は、今ハマっています。


  =蛇足=
    ブラジルに次いでベトナムが世界第2位の
    コーヒー生産国って知っていました。
    フランス統治時代にブラジルから豆を輸入し
    栽培が始まったのです。