ベトナム生活2年を終え日本に帰国。タイトルも『ベトナム食日記』に 『ニッポン食日記』の文字を加え、異文化体験から磨かれた“文化のズレ” を掴み取る感性を使って日常で感じた事をつらつらと書いていきます。
2011年11月24日木曜日
75歳
黒川清さん、まるで免許証のような写真。
もっといい感じの写真を使えば良いのにね。
ある集いの基調講演で彼の話しを聞きました。
上着を脱ぎエネルギッシュな声で「海外に行こう!内向きでは駄目だ!」と
聴衆(大半が学生)に向かって叱咤激励している姿が印象的。
元気なオジサン、「オレより少し上?」と思っていました。
その彼が今回の原発事故を検証する国会の事故調査委員会の
委員長とはーーーー、喋りも歯に衣着せず、かつ明解。
彼の活躍に期待します。
*経歴は東大医学部卒。腎臓病の権威。
カリフォルニア大学教授。日本学術会議会長。
内閣特別顧問も歴任。
そして一番に驚いたことは、年齢が75歳。
“老い”をとても感じさせない人でした。
誕生日(64回目)の朝、
その見覚えある“元気な人”の顔を朝刊で見たのはきっと何かの暗示。
自分勝手な解釈でーーー
“ならば「オレも75歳まで」はという気分になってしまいました”
ところが、その翌日の夜のテレビのニュースで訃報がーーー。
「立川談志 、亡くなる」。
彼も75歳でした。
元気で活躍しようと思っても防ぎようのない病気もあるんですよね。
これもその人の人生なんでしょうね。
足腰の為にも、せめてウオーキング位はと思っていますが
寒さも増す今日この頃、継続できるか自信はありません。
皆さん、身体に良い事何かしていますか?
2011年11月15日火曜日
新幹線と深夜バス
日本の誇れる技術の代表格、新幹線で大阪へ。
“鉄ちゃん ”ではないので車両がXXX系とかは不明ですがパソコン用のコンセント
も座席にあったので新型タイプかも。
早朝7時前に品川駅で乗車、9時半過ぎには大阪(梅田)のホテルに着くのですか
ら早いですよね。その間、3時間。流石、新幹線!
しかし8月には7時間をかけて深夜高速バスで京都に行きました。
新宿の高層ビルの1階にある受付カウンターは空港並、ビックリ! |
理由は、ベトナムではバックパッカーでバスの旅をしていたので、“日本でもすべし”
と考えたからです。が、そこには隠れた真実がーーーー、それは経済性です。
年金生活者は“Time is money"ではなく“I have much time”なのです。
時間をかけてもより安くがポリシー。
とは言っても最安値に挑戦する程の勇気はなく、安全性も考慮しやや高めの
値段設定をしているバス会社にしました。
・行きの深夜バスは寝やすいようにと3列のリクライニングシートを選択。
週末料金で7900円。
・帰りは昼の運行バスに挑戦。9時出発で19時着の10時間。
4列シートのTVモニター付きを選択。料金は4800円。
まるで飛行機のエコノミークラスの座席のようです。 |
東京大阪間は曜日によっては最安値は3000円程度があるようです。
また女性専用バスも運行しています。きっと平日の深夜バスには酔っぱ
らった出張帰りの男性客が多いからかもしれませんね。
今回の関西への旅は、奥さま同行。
「バスで行く?」と聞けば
「なら、私は行きません!」
と言うのが120%分かっていたので“バ ”の字も口にしませんでした。
新幹線の味を思い出すと次回のバスの旅には大きな覚悟と決断がーーー、
とは言っても、TPP参加程の大きな決断ではないですが。(笑い)
2011年11月1日火曜日
パンツを脱ぐ勇気
『パンツを脱ぐ勇気』児玉教仁著 (ダイヤモンド社)
副題として、世界一“熱い”ハーバード留学記。
著者は友人の元部下。10月初旬には朝日新聞紙上にもグローバルな
ビジネス・マンとしての紹介されていました。
本は、熱い気持ちをもって過ごした(戦った)アメリカ留学体験を痛快なタッチで書
かれたもの。高校卒業後アルバイトで留学資金を貯め、英語もおぼつかない状況
でアメリカへ。努力の積み重ねで大学卒業。日本の総合商社に勤務。
その後MBA取得のためハーバード・ビジネススクールに。2年目の夏休みに目標
としていた「何かで全米のナンバーワンになる」に挑戦。それがバファローウイング
調理選手権大会のチャンピンになることでした。
*バッファローウイングとは鳥の唐揚げに独特のチリソースをまぶした、ジャンク・フード。
参加者は大観衆の前で独自に工夫したソースを使って調理し味を競うのです。
著者の児玉さんは、副題にもあるように“熱い”心の持ち主。その人がその
大会に臨む時、緊張の中からくる恐れやプライド等全てを脱ぎ捨てて開き
直り『素の自分」として立ち向かう時の気持ちを表現したのがタイトルの
「パンツを脱ぐ勇気」だったのです。
大会に臨む時、緊張の中からくる恐れやプライド等全てを脱ぎ捨てて開き
直り『素の自分」として立ち向かう時の気持ちを表現したのがタイトルの
「パンツを脱ぐ勇気」だったのです。
久し振りに読んだ元気の出る痛快なストーリーでした。
読後は考え方も前向きになったみたい。感化されやすい性格なんでしょうか。
読後は考え方も前向きになったみたい。感化されやすい性格なんでしょうか。
もう一度青春時代をやり直したい気分になりました。
=配慮不足でした=
英語関係のお仕事をされているビジネス・ウーマンとの打ち合わせの席で
のこと。日本人の米国留学が減っている現状を話し、こんな元気な若者が
日本にもっといるようになればとの思いから、バッグから取り出してタイトル
を見せたのです。その時は会話に没頭、気にもとめませんでした。
しかし、帰路電車の中で本を取りだし表紙を改めて見ると、これは会議室で
女性に見せるのには相応しくないタイトルということに気が付いたのです。
時すでに遅しです。 幸いにその場にはもう一人男性がいましたし。もし女性と
二人での状況でこの「パンツを脱ぐ勇気」を見せたら問題ですよね。
のこと。日本人の米国留学が減っている現状を話し、こんな元気な若者が
日本にもっといるようになればとの思いから、バッグから取り出してタイトル
を見せたのです。その時は会話に没頭、気にもとめませんでした。
しかし、帰路電車の中で本を取りだし表紙を改めて見ると、これは会議室で
女性に見せるのには相応しくないタイトルということに気が付いたのです。
時すでに遅しです。 幸いにその場にはもう一人男性がいましたし。もし女性と
二人での状況でこの「パンツを脱ぐ勇気」を見せたら問題ですよね。
その場にいた女性には後日お詫びのメールを送信させて頂きました。
------、ゴメンナサイ。
------、ゴメンナサイ。
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