2011年11月1日火曜日

パンツを脱ぐ勇気


『パンツを脱ぐ勇気』児玉教仁著 (ダイヤモンド社)
副題として、世界一“熱い”ハーバード留学記。

著者は友人の元部下。10月初旬には朝日新聞紙上にもグローバルな
ビジネス・マンとしての紹介されていました。

  本は、熱い気持ちをもって過ごした(戦った)アメリカ留学体験を痛快なタッチで書
  かれたもの。高校卒業後アルバイトで留学資金を貯め、英語もおぼつかない状況
  でアメリカへ。努力の積み重ねで大学卒業。日本の総合商社に勤務。 

  その後MBA取得のためハーバード・ビジネススクールに。2年目の夏休みに目標
  としていた「何かで全米のナンバーワンになる」に挑戦。それがバファローウイング
  調理選手権大会のチャンピンになることでした。

     *バッファローウイングとは鳥の唐揚げに独特のチリソースをまぶした、ジャンク・フード。
      参加者は大観衆の前で独自に工夫したソースを使って調理し味を競うのです。




著者の児玉さんは、副題にもあるように“熱い”心の持ち主。その人がその
大会に臨む時、緊張の中からくる恐れやプライド等全てを脱ぎ捨てて開き
直り『素の自分」として立ち向かう時の気持ちを表現したのがタイトルの
「パンツを脱ぐ勇気」だったのです。

久し振りに読んだ元気の出る痛快なストーリーでした。
読後は考え方も前向きになったみたい。感化されやすい性格なんでしょうか。
もう一度青春時代をやり直したい気分になりました。






=配慮不足でした=

英語関係のお仕事をされているビジネス・ウーマンとの打ち合わせの席で
のこと。日本人の米国留学が減っている現状を話し、こんな元気な若者が
日本にもっといるようになればとの思いから、バッグから取り出してタイトル
を見せたのです。その時は会話に没頭、気にもとめませんでした。

しかし、帰路電車の中で本を取りだし表紙を改めて見ると、これは会議室で
女性に見せるのには相応しくないタイトルということに気が付いたのです。
時すでに遅しです。 幸いにその場にはもう一人男性がいましたし。もし女性と
二人での状況でこの「パンツを脱ぐ勇気」を見せたら問題ですよね。
 
その場にいた女性には後日お詫びのメールを送信させて頂きました。
------、ゴメンナサイ。







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