2011年7月28日木曜日

市民農園のその後



7月17日のブログに市民農園の事を紹介していますがーーーー、
その農園脇を昨日通ると張り紙が結わいつけてありました。




近くに寄ってみるとーーーーーーー

             

と、ありました。

区画農園主2名が早朝(または夜明け前から)から張り込みを続け
明け方5時過ぎドロボーが柵をよじ登りトマトを盗むところを捕まえ
警察に引き渡したと書いてありました。

張り紙には犯人が柵を乗り越えるところの様子が写真付きで解説。

勇敢の行為、立派です。
また写真を撮るとは余裕もありましたね。

暑い中、精魂詰めて作った作物を盗られるのは
生産者にとっては許しがたき行為でしょう。

撮影の後、トマトの出来具合を眺めると
赤みもちょうどいいあんばい。
ちょっと手を伸ばして失敬、ガッブとーーーーー。

とは流石にしませんでしたが、
味わいたい気分はドロボーと一緒でした。

実に見事な出来栄え!

オリーブオイルをたっぷり入れたフライパンに先ずは
みじんに切ったガーリック、うすく焦げ目がついたら
ベーコンにトマト、さらに仕上げにイタリアンバジルを入れて
ゆでたてパスタに絡めて食べたら‐‐ーボーノ!


ここでそのトマトを使いたいですね。

2011年7月25日月曜日

夏祭りとアロハ

”夏祭り”、お囃子の音を聞くと気分も盛り上がります。
志木駅前通り商店会主催の夏祭りに4年振りに行きました。


          
昨今はその筋の人の活躍の場が制限されたのでしょう
B級グルメや雑貨店等が並び、胡散臭い品物は排除って感じです。
ここにも消費者動向が反映しているんでしょうね。

そのせいか、食べ物屋の屋台も韓国に中国さらにインドに中東と 国際的。
値段は300円から500円が大半。

その中で佐世保バーガーだけ、1個千円。
市場調査不充分。
売れていませんでした。(当然!)







食べ物屋のテントに挟まれるように特設ステージ。
ハワイアンショーです。4年前にも見た記憶が。
演奏しているメンバーの平均年齢は60歳超?
懐かしきムームー姿の女性がウクレレを弾いていました。
          
ハワイアンを聞きながら何か違和感がーーーー?
この場はハワイアン同好の志に発表会も兼ねているようなのです。
まるで幼稚園のお遊戯会の如くです。前列には出演者の家族席が用意。
高齢者の方々が陣取っていました。


フィナーレは50名程のフラダンサーの競演。
この日の為にと練習を重ねてきたのでしょう、熱気は最高潮!
一生懸命頑張る女性は皆美しかったです。
この人達「なでしこフラダンサーズ」ですかね。



お疲れ様でした。


          


翌朝の朝日新聞。
アロハはクールビズのウエアとして適切?という特集でした。

   =「アロハの歴史」ウンチク=
*石原裕次郎の映画「太陽の季節」でアロハが登場。
そこから不良が着るというイメージが広がり始め
ついで東映ヤクザ映画で千葉真一が着てーーー、
さらに暴走族が着てーーーーー、アロハは日本では
反抗のシンボルとしてねじれて社会に容認された。
*ハワイでアロハが正装と認識されたのは1960年代。
     意外と遅かったんですね。

今一、職場では歓迎されないウエアのようです。
ところで私も一枚だけアロハシャツがあります。

久しぶりに袖を通すとーーーーー、
「何?---、怖そうなヒトみたいーーー」

女性はアロハに偏見があるようですね。

2011年7月17日日曜日

市民農園からベトナム経済事情へ


我が家から駅へ向かう途中に市民農園があります。
毎年春に(2年に一回かな?)抽選で希望者に5mX5m程の
畑が貸し与えられます。

 4月にはキレイに耕された畑に
一斉に夏野菜の植え付けが始まりました。
手入れ状況で区画担当生産者の性格が見えてきますね。
几帳面なタイプは雑草すら許しません。
一方「長期に旅行にでもお出掛け?」と思ってしまうほどの
自然維持派もいます。


上の写真の方はお会いしたことはありませんが、支えの棒や
ビニールシートの使い方から技術・知識共に高そうな方。
トマトもたわわに生っています。(7月16日撮影)
道沿いの区画担当に相応しい人です。




=我が家の野菜作り=

この写真の野菜作り担当者は、日頃から私がお世話になっている方。
花作りへの関心が高く、野菜の方は片手間。

はるか遠くには元気がなさそうに垂れ下がる、貴重なキュウリ一本。
手前には小粒のミニトマト。

でも『自家製野菜』は見てくれには関係なく美味しいものです。

 
  
=我が家の梅干し作り=

毎年、仙台にいる知人が数種類の異なる種類の梅を送ってくれます。
第一弾の梅は、梅干しと梅ジュースに。

2週間程瓶に漬け、昨日から梅の天日干しが始まりました。
3日間続けます。
好天続きの今年は梅干し作りには最適。


ザルが古くなっていたため、なんでも揃うダイソーへ。

写真左手の大きなザルをゲット。
当然100円で。
正札に目をやると生産国「ベトナム」。

一気にベトナム愛国モードとなる自分がそこにいました。

「作ったベトナム人は、いくらのお金をもらったんだろう?」

仮にーーーーーー、
売値         100円
ダイソー粗利     30円
管理・輸送費用   20円
ベトナム側業者   30円
竹の原価       10円
作り手の手間賃   10円?
なんて計算してみると、作り手の手間賃として
支払われる金額は10円か20円程度。

国民の月当たりの平均所得は100ドル程度。
山岳部の少数民族なら大半が自給自足。
月額50ドル程度が彼等の現金収入かもしれません。

もし少数民族の人たちがカゴ作りに関わったとしたら
1個10円でも、20個作れば1日200円。
月に25日働けば、5千円の現金収入。
充分な稼ぎになりますね。

*日本とベトナムの物価差は5倍程度。
少数民族の人たちから見れば10倍以上かも。
ですので5千円は5万円又はそれ以上の価値になります。

梅干し作りから思いはひろがり
日越経済・貿易事情まで発展してしまいました。






2011年7月16日土曜日

大学生事情

最近、学生と話す機会がよくあります。
若者との語らいは自分の気持ちも学生時代に
戻してくれるので,大好きです。

7月に入り2週続けて週末に代々木のオリンピックセンターへ通いました。
ここの施設を使って、インターシップ活動を推進するワールドワイドな
学生組織(アイセック)のイベントがあり、それにスピーカーとして
参加したからです。



施設内に入ったのは長年東京に住んでいて初めて。
流石、独立行政法人。立派な施設でした。


元々は、東京オリンピックの時の選手村。
     そしてその前は進駐軍の施設(ワシントン・ハイツ)のあった所。
      さらに大戦前は代々木練兵場でした。

     今の正式名称はーーーー、
        独立行政法人 国立青少年教育振興機構
       国立オリンピック記念青少年総合センター

     利用料金も青少年、教育関係者の場合
         1泊宿泊料金             1500円
         300人収容会議室(午後4時間)  8100円
          *一般が利用する場合の料金は倍額。
     ちなみにセンター棟にあるカフェレストランのランチは590円
     デザート、サラダ、ドリンクバー付き。超お得!



           
   

今回参加したのはJ大学委員会と
その翌週に開催のW大学委員会のイベント。

開催趣旨は共に夏の海外インターンシップ参加に向けての
研修性の“心の準備”を高めてもらうこと。

参加者は、途上国を中心にに自らのお金と時間を使って行くのです。
まさしく「金で買っても苦労はしろ!」の言葉通り。
よりよい経験になることを願っています。

ところで両大学とも参加者の割合をみると「女高男低」。
ここでも女性パワーの威力を感じます。
ベトナムから戻り“草食系男子”という言葉を耳にしましたが、
今回はそれを目にした感じでした。

頑張れ、男子学生!








R大学のアジアからの留学生には『異文化としての日本の実社会』
についての講座の一部で、話す機会をもらっています。

彼等は経済産業省が進める国家プロジェクト推進のための国費留学生。
その趣旨は、アジア諸国から優秀な学生を日本で受け入れ、
将来は両国の懸け橋となり貢献してもらうという“壮大な構想”によるもの。

従って、彼らは厳しい選抜試験を経て日本に来ているのでとても優秀。
勿論、全員日本語検定1級取得済み。

  この試験、日本人が受けても彼等の点数には及ばないでしょう。
  特に文法などは出来ないのでは。
  何故なら、日常の会話では文法は意識せずに話していますからね。

そしてこの夏前、彼等の多くはANA、ローソン、資生堂等の
一流企業に就職が決まっていました。

昨年12月授業を終え、帰宅のために車に乗り
ラジオのスイッチを入れるとーーー
「アジアからの留学生の就職活動は、
日本人学生の脅威。ますます日本人学生の
就活戦線が厳しくなってきます」
 とNHKのアナウンサーの声が流れてきました。

   *ベトナムから帰国後、日本の学生にも世界に
    もっと目を向けてもらいたいとの思いが強くなり
    それに関係した活動をしたいと考えていたにも関わらず
    留学生に教えるとは、まるで敵に塩を送るようなもの。

    自責の念に駆られる思いがしてしまいました。


そしてこの夏、その現実を目の当たりにしました。
彼等の多くはANA,ローソン、資生堂等の一流企業から
内定をもらっていたのです。

確かに彼ら留学生の顔を思い浮かべれば
半数以上は日本企業でも充分にやれる感じです。


頑張れ、日本の学生!








2011年7月6日水曜日

TOEIC効果?


4日の報道ステーションでリビアの内戦の現地取材を放送していました。
画面では、反政府派の若い兵士に日本人取材記者が質問。

「Do you afraid -------?]
“戦うのは怖くない”と聞いているのでしょうけどーー、何か馴染めない? 

学校では be動詞+afraid of と習ったぞと思いだし、電子辞書で確認。
その取材記者の文法は間違っていました。
これではTOEIC試験では、×。 

「Are you afraid -----?」が正解

とは言っても会話は通じる事が一番。
記者→通訳→兵士には問題なく伝わっていて
兵士は「No!」と答えていました。



何かに興味を持つと、やたらそれに関連した事が
気になりだす事はないですか?


=校正ミス=
若い頃海外旅行のパンフレットを作成していました。
一番気を使うのが文字のミス。
そうなると週刊誌、文庫本、新聞、文字全てが気になり
時に文字のミスを見つけると鬼の首をとったように
喜んだりしましたね。


=婚約破棄=
昔、婚約破棄した友人がいました。
彼曰く、電車に乗れば結婚式場の広告
本屋に行けば新婚旅行やウエディング・ドレスの本等
結婚に関する情報が巷にこんなにあるとは思わなかった。


=お墓の広告=
母が亡くなりお墓をどうしようという時期には
こんなに多かったと思うくらいに霊園の広告が目に入りました。
新聞の折り込み広告には連日霊園のがあったように感じるくらい。
それまでは、ほとんど見なかったような気がするのですが。

=癌=
兄が胃癌で余命数か月と宣告された時
やたら文芸春秋などの雑誌に癌に関する記事が
出ていたように感じました。



皆さんも思い出してみてください。

2011年7月1日金曜日

TOEIC奮闘記


「TOEIC、受けたら?」
「OK,申し込んでみるよ!」
同期の青年海外協力隊隊員からの誘いに
軽い気持ちで応じたのが全ての始まりでした。


早速、本屋さんに足を運び学生時代にお世話になった
『旺文社』の模擬試験集を購入。


大学受験時代の言葉『傾向と対策』を思い出し
懐かしさも加わり学生気分で試験準備開始。

この変わり身の早さには自分も驚くばかりです。

    *TOEICとは英語の資格試験。
     45分間のリスニングテストの後に休みなしで75分間の
     リーディングテスト。合計2時間。
     満点は990点。
一般的に730点以上なら海外に留学する資格を満たします。

*世界で500万人が受験。日本は171万人、お隣韓国が200万人。
人口差を考えると3倍以上の格差。韓国の英語熱の高さを感じます。
これが今の韓国経済のパワーの源泉かもしれませんね。
     アメリカで活躍するゴルフ選手もペラペラでしょうネ。

遼君もできますしね。
言葉ができず井の中の蛙だったのがジャンボ尾崎でしたね。


TOEICでも、「ガンバレ日本!」ですね。


受験の申し込みをインターネットで済ませると、試験の2週間前ほど前に
試験会場を明示した受験票が届きます。
そこには学習院と書いてありました。


試験日1週間前には地獄の特訓と決め込み模擬試験にチャレンジ。
でも、最初の5分程で集中力は極度に低下。
 頭とマークシートに書き込む指が連動しません。

   
          

当日、自信喪失気味で学習院の門をくぐり試験会場へ。
受験申込書の確認手続きを終えて教室内に入ると
指定された後ろから2列目の席にすわると人間観察開始。
前方は大半が学生風。軽くストレッチをする振りして腰を回して
後方確認ーーーー、年寄り見当たらず。

その教室(受験生約150人)では最高年齢者だったと思います。

左の隣の小太りな女学生は机にうつ伏せ、リラックス状態。
(余裕で眠っていたのかもしれません)

通路を挟んだ席のスリムな男子学生は、座ると同時に
解答用紙に受検番号等の必要事項を書き込み始め
その後は専門書を取り出し読み始めました。
とても優秀そう。

席の前は、薄い頭髪に汗が光る熱量のありそうなお兄さん。
胡坐をかいて「やるぞ!」という態度がアリアリです。

試験官の声で開始が知らされ、スピーカーから英語が流れてきます。
しかし、同時に左隣りの男子学生の鉛筆の音も聞こえてくるのです。
「マズイ!」と左手で耳を塞いだら次の英語の出だしの音声が聞き取れず、
右にやや首を傾け女学生の動きを一瞥するとーーー静止状態。
「聞き取れないのかな?」と心配に。

どうして回りが気になるんでしょうね。困った性格です。
そんな事をしているために集中力はだんだん弱く。
でも、その間に問題は進み45分間終了。
ただちにページをめくりリーディングテストへ。

*『傾向と対策集』には、聞き取れない場合は何でも良いので
マークシートに記入。次の問題の音声に集中と書いてあります。
それを思い出し、やったのですがーーーーーー。
そのケースが多すぎたかも。

次の75分間もアッと言う間に過ぎ、感情ない試験官の終了の声が
場内に響き終了。。





試験を終え、学習院を門を出る時には疲労感タップリ。
ただ座り、最小限の指の動きでマークシートに記入しただけなのに 何なんでしょう、この疲れ。


知識もさることながら、TOEICには体力求めれるようです。


最初にして、最後のTOEICの試験挑戦。
受験料5565円以上の楽しみを味わいました。

声をかけてくれた仲間に感謝。