2010年10月26日火曜日

ベトナム料理 in Ginza

なんと、一時間駐車したら1500円!

ここは銀座4丁目の近く.
左に見える白いビルはルイ・ヴィトン銀座店。


10月中旬、ベトナムを訪ねてくれた仲間が帰国歓迎会を
銀座7丁目のベトナム料理店『チョウ・ベトナム』で開いてくれました。

  *チョウとはベトナム語で市場。    
ですので店名は『ベトナム市場』となるわけですね。
  サイゴンの有名観光スポットのベンタン・マーケットへは
  ブログ読者の訪問客は必ず案内しました。

その際タクシー運転手に
「チョウ・ベンタン」と
繰り返し発音していたのを憶えていますか?
  ボクの発音では一回で通じないのです。(笑)
  



店内は高級フランスレストランという佇まい。
流石、銀座、でもお値段高そうーーーー!


  ベトナムビールの333(バー、バー、バー) 630円 
           *現地価格 安くて50円、高くても150円程度。

  バインセオ(ベトナム風お好み焼き)    1890円
           *現地価格 150円程度

  生春巻き                    1260円
           *10cm程度のを3等分してもらいました。
            現地価格ーー、言えません。


少量のベトナム料理でも充分に満腹感を味わえました。
我々3人の胃袋はスゴイ経済的対応能力があるんですね。(笑)


このレストランでサイゴンで行ったシーフード・レストランでの
同量の飲食をこの3人でしたら、-------、

  きっと支払い金額は一人2万円超に?



エスニック料理は銀座より新大久保辺りの方がいいかもね。
別の友人達と近々、その周辺探索予定です。






  

2010年10月22日金曜日

さて、これからーーーー、

山手線車内で、パチリ!

この募集広告を見て
3年前、応募の頃の事を懐かしく思いだしました。



2007年1月に退職。先ずはひと休み。

そして、4月頃から”何かをしなくては”と考え始めた時に
漠然と浮かんだものがJICAのシニア・ボランティア。

早速、情報収集の為と広尾のJICA事務所に訪問。
  *この建物は事業仕分けで問題とされたところのようです。

予想外の説明は健康状態の審査が厳しい事でした。
その理由は、派遣される低開発国の医療事情は一般的に悪く
それ故、健康診断の数値が基準値内に収まっているなど
厳しくならざるを得ないと言うもの。

その頃、血圧降下剤や空腹時血糖値を押さえる薬を服用。
60歳以上の人で数値に問題ない人等いないと思うものの
このままではノーチャンスと先ずは健康管理をすることから開始。

そしてーーーー、

  11月に応募書類提出。書類審査通過。
   *これは提出した健康診断が問題なかったと言う事。(感激!)

  12月下旬、面接・筆記試験。

  2008年1月下旬合格通知を受け取る。

  7月から65日間の合宿形式の派遣前訓練を受ける。
   *青年海外協力隊と一緒に過ごしたことは予想外の効果。
    まるで学生時代に戻った気分。
    忘れていた青春』を取り戻したのです。


  2008年9月任国派遣
 
  2010年9月任期満了。帰国。



   
過ぎてしまえば本当にアッと言う間の2年、
いや準備段階から考えれば3年近く。

  この期間で経験したことはーーーPriceless



さて、これからどうする!

『就活』というより『職活』かな。
自分の経験が活かせるものがあればいいのですが。

どうやったら見つかるかな?








2010年10月18日月曜日

原宿へ

帰国日の翌日、所用で2年ぶりに原宿へ行きました。
歩く人は超ファッショナブル!

さっそくコスプレ嬢にも遭遇。



気分は日本に訪れた外人旅行者みたいーーー?





表参道と明治通りの交差するところにあるビルの前は
外人旅行者向けお土産用に古着の羽織や帯が売られてました。
千円程度から買える値段設定は、実に巧み。

  *10ドル程度なら外人も安く感じますからね。



アポまで時間に余裕もあったので
表参道沿いのカフェのメニューを眺めた時
予想外の動きが頭の中でありました。

なんとコーヒー代を瞬時にべトナム通貨に換算し
値頃感を計ってたのです。
思わぬ行為に苦笑してしまいました。

   *コーヒーの値段が850円。ベトナム通貨で約18ドン。
    こんな値段のコーヒーはベトナムでは存在しませんからね。



運よく古着屋に並んで
テイクアウトも出来るカフェ・スタンドを見つけました。



カフェ・ラテで330円(ベトナム通貨で約7万ドン)。
これならとーーー、乾いたノドをうるおしました。



自分の国に戻ったとは言え、ベトナム通貨のドンに置き換えれば
すべてが高く感じてしまいます。

この精神、”節約”には向いているのでしょうが
考え過ぎると電車にも乗る事が出来なくなりますね。


  *我家のある駅から池袋までの約20キロの電車料金が300円。
   サイゴンから高原避暑地と呼ばれているダラットまでの
   約300キロがバスで500円。



   

2010年10月12日火曜日

冷え対策。

”湯船にゆっくり浸かり、疲れを癒すーーー”
そんなことベトナムにいる2年間、一度もありませんでした。

  「アパートには、お風呂なかったの?」

とんでもない、立派なバスタブがメインの寝室と
さらに来客客用の部屋にもありましたよ。

  「じゃー、何で入らなかったの?」


湯船にお湯を貯めるのに時間がかかる。
数分の洗いで水を流すのがモッタイナイ、等々。
早い話が、面倒くさかったのでしょう。




それが帰国してからは毎晩ゆっくりと湯船に浸かっているです。

「何で?」

痛めた肩の回復にはお風呂が良いと
帰国前に協力隊の作業療法士から勧められたのです。
それは身体の冷えも回復の遅れに関係しているかもとの事。

  *一年ほど前に肉体改造と意気込、ベンチプレスに挑戦。
   その結果右肩の筋肉を痛め、肩が思うように上がらなくなりました。

   この種の回復の妨げになるのが”冷え”。
   日に5-6時間はいる事務所の私の席はエアコンの吹き出し口の
   斜め前。じわじわと冷えていたのかもしれませんね。

ですので、帰国後は毎晩湯船に浸かり
朝食時には、冷えに効果があると言われている
ショウガを下ろした自家製ジンジャー・ティーを飲むことにしました。

20日程が過ぎ、冷えも治まってきた感じもしますがーーーーー。
でも、この冬はついに”モモヒキ”のお世話になるのかも。

こんな感じで”老年”になっていくのでしょうか?



  

   

2010年10月11日月曜日

危険な階段?

ハノイにあるハノイ・ホテル。
チョットふざけた感じのするホテル名にも感じますがーーーーー。

   東京にある、東京ホテル
   千葉にある、千葉ホテル
   京都にある、京都ホテル
  
   さらに海外に飛んで
   カリフォルニアにある、ホテル・カリフォルニア?
   ーーーー、これは歌のタイトルですね。(笑)

ホテル名はともかくこの4星ホテルにハノイでは宿泊。
驚いたのはエレベーター脇にあった4段ほどの階段。



  もともとべトナムの階段は不親切に出来ています。
  利用者の事はほとんど考えていないのでしょう。

  段差が一定でないのは当たり前。
  その段差も「ヨイショ」と掛け声をかけて登る高いものや
  ステップの幅が狭く降りるときに苦労するのは日常です。




この階段、上から見ると各ステップの境目が分かりません。

  私のように遠近両用メガネを掛けている人は
  特に降りるときに注意をしないといけません。
  そのような者にとって、太い黒帯状の3本線は
  危険極まりない柄。

どういう”センス”が働くとこんなものが出来るのでしょうか?




一方、下の写真は東京の地下鉄神宮前駅の階段。


日本の階段は親切に出来ていますよね。

各ステップの縁にはクッキリ判別しやすい黒の横線が入り
段差も20cm程とお年寄りにも優しくーーーー。

階段を登っている人の様子も撮ろうと見上げると、女子校生が
後ろに手を回しミニスカートの縁を押さえる仕草ーーー。
ここで「ハッ」と思いパチリを止めたのです。

うっかり撮影したら植草教授と同じと思われ逮捕。
今の検察なら間違いなく控訴、そして有罪となりますね。




「オー、怖!」

2010年10月5日火曜日

建築現場

サイゴンの街には新しい建物が雨後のタケノコの如く次々と完成。
一晩にして建物周辺の景観も変わるのです。
それもベトナム・マジックとも思えるかなり粗っぽい突貫工事で
仕上げ、間に合わせるのです。



下の写真は私のアパートの斜前の12階建てビルの建築現場。


作業員に注目!
足元を見るとサンダルです。



瓦礫を地面に押しつける作業もサンダル履き。
はねた破片が足の甲にあたったのか機械をちょっとの間止めて
軍手をした手で軽く払い、気にする様子もなく再度スイッチ・オン。





頭には日よけ用帽子は被っても、誰もヘルメットは着用していません。
この国の安全基準はどうなっているのでしょうかね。

  *鹿島建設の関係者に聞いたら、彼らが受注した仕事では
   安全管理も厳しくしているとの事。きっとその分費用は高くなるのでしょうが。





資材の納入風景ものどかですね。
銅材をシクロで運んでいます。勿論、サンダル履き。

  *ベトコンもトラックのタイヤをサンダルサイズにカットし
    戦闘靴として使っていたのですから
    サンダルはベトナム人にとっては国民的履物なんでしょうね。




瓦礫を手動の機械で地面に馴染ませ、砂を入れ、コンクリートで固め
そしてタイルを引き始めました。そこまでの工程は10日前後で終了。
早過ぎませんか?




と言う事で、この種の突貫工事は後になって問題がーーーー。



ハノイの中心街ダエウー・ビジネス・センターのロビーに向かう歩道です。
何でこんなに型崩れしているのでしょかね。

きっと、ここもベトナム式突貫工事で仕上げたのでしょう。

この国の人は、先ずは完成することにポイントを置き
問題あれば改修工事で対応と考えるのでしょうね。

  *ODA関係者のコメント。

      日本が関係したODAによる工事で完成後に問題があると
      自分達の工事の仕上げ振りを棚に上げ、とても強く
      クレームしてくるのだそうです。

      実際の作業はサンダル履きの作業員が行うのですから
      工程チェックを相当厳しくしないと、防ぎようがないかも。


この国は地震がないとの信じ込みで
多少粗っぽい仕上げでも「良いかな」と思っていたら
、とんでもない。
5-6年前には震度3程度の揺れがサイゴンにあったとの事。

もし、震度5程度の揺れがあったらどうなるんでしょう。