とてもサイゴンにいるとは感じられません。
まるでヨーロッパの街のどこかにあるビストロです。
*広辞苑によるとビストロとは”フランス風居酒屋”
かってベトナムがフランスに統治されていた時期があるので
あえて、この表現をレストランに代えて使用。
でも、写真右下のバイクに目がいくとベトナム感がでてきますね。
どうせならVespaでも写ってくれていればよかったのですが。
*Vespaとは「ローマの休日」でヘップバーンがグレゴリー・ペック
と一緒に乗っていたスクーターです。
ここは、昨年度アジア地区で最高級ホテルとして選ばれた
サイゴンの五星ホテル、パーク・ハイアットの脇のボーバンタン通り
を渡ったところにある「The Refinery」です。
*意味は精製所。昔この一画はアヘン工場だったと言われています。
ちょっと内部の撮影と思ったのですが、周りが皆なここに住んでいる
欧米人らしきお客が多く、観光客気分ではパチリとはできない
雰囲気なのでやめてしまいました。
勿論、壁にはセピア色の写真の入った額があったりでノスタルジーを
充分に感じさせてくれます。
欧米系外国人を対象にしているので料理のボリュームはタップリ。
日本サイズの胃袋の方は、最初に出てくるパンを食べ過ぎないように。
パンの好きな人ならお代りしたくなりますが、メインがきつくなるので
ガマンも必要。
*実は、塩味の利いたここのフランスパンは私のお気に入りです。
世田谷(経堂)の住宅街にあるイタリアン・レストランの味に近いのです。
ランチメニューは前菜2種類(サラダ、又はスープ)と
メイン2種類(この日は魚、又はキッシュ)の中からそれぞれお好みで選べます。
この日は、スープとキッシュをオーダーしました。
テーブルに大きな器にタップリのパンプキンスープが運ばれてきました。
その表面には生クリームで花柄とも見える模様が描かれています。
その美しさに飲み始めるのを躊躇、しばし見とれてしまいます。
でも、スプーンですくい始めるとその図柄も直ぐにくずれ、
その後は視覚での楽しみが、味覚への楽しみと移っていくのでした。
メインのキッシュの中身はカリフラワー。
写真では見栄えのしない食材ですね。
でも硬めに茹で上げていたのか、適度な歯触りを感じ
存在感を出していました。
食後の飲み物も、勿論ベトナムコーヒーもありますが
お店の雰囲気から、カフェ・ラテかエスプレッソをお勧めします。
=詳細情報=
ランチセットの料金は、約18万ドン程。(約千円)
住所: 74 Hai Ba Trung , Dist 1
毎回おいしそうなものが出てきますね。
返信削除昨日旅行会社に下調べに行ってきました。
概ねの計画は10月の初旬に一人旅。
ホーチミンへフリーのツアーに参加。1週間の予定。
そのときはよろしく。