2009年8月22日土曜日

世界遺産のミーソン遺跡

ベトナム中部のダナンを起点に世界遺産が3ヶ所あります。

   16-17世紀交易の中心として繁栄した古い街並みのホイアン。
   ベトナム最後の王朝(1802-1945)、阮朝の都フエ。
   そしてチャンパ王国(8-13世紀)の聖地、ミーソン遺跡。

そのミーソン遺跡を訪ねました。
ホイアンから南西に約50キロ。
昼前に出発し車で1時間半、着いたのが1時。

  *知人の奥さんはこの距離をバイクタクシーで行ったと聞き  
  その”勇気と行動力”には驚かされました。

 
ベトナム人にとってこの時間は昼寝タイム。
理由は暑さから身を守るためでしょう。

旅行者である我々は、その炎天下の時間帯のど真ん中
木陰も見当たらず、さらに他の旅行者も見当たらず
体力勝負で世界遺産と相対しました。

規模は予想したよりも小さく感じました。
また修復技術が高いのか、低いのか?
そして予算があるのか、ないのか?
世界遺産の登録基準は何なのか?

歴史本来の興味より、保存にかんすることが同行した人と話題になりました。
その議論している頃の日向の温度は、40度近かったのではないでしょうか。



遺跡は今も修復中。

修復に関ったのはポーランド人の建築家で
ここの魅力に引き込まれ一生を捧げたのです。



頭部のない石の像。

いつかは復元されるのでしょうか。

だとしたら、どんな表情の顔が現れるのでしょうか。

想像力もわいきますね。

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