2010年6月22日火曜日

ベトナム式コンビニ事情

ファミリーマートがサイゴンに店舗を開いて
半年位が過ぎました。

でも、2号店、3号店と新規店舗開店のニュースは
耳に入ってきません。苦戦をしているのでしょうか。
それとも秘策を検討中なのでしょうか。

街中を歩いてみると皆さんも気が付くと思います。
路上には屋台カフェ、雑誌・雑貨・タバコ・飲み物販売スタンド
さらに伝統的な天秤棒を担いだ行商のオバサンと
”物売り”が溢れかえっています。


彼ら行商は神出鬼没!
 路上での商売は違法であり公安の取締りが時々あります。
  その掃討作戦開始の直前、一斉退去。どこかに消え去るのです。
  一説には客待ちしているバイクタクシーの運転手が通報するとの
  話しもありますが。勿論、公安がいなくなれば直ちに商売再開です。



ブンタオで見かけたのは、バイクの荷台に揚げ物用
の鍋が備え付けられた、モーバイル・キッチンです。
こんなものまであるのですね。


常にお客様のいるところに出向く訳ですから
利用者から見れば究極のコンビニ(便利屋)です。


一方、これを”シタタカ”と言うべきか”ナマケモノ”と言うべきか。
この辺がベトナムらしい感じがして私は好きですが-----,


自動販売機のコイン投入口の前に、飲み物売りのお兄さんは
自分の自転車を横付けにしているのです。
これではコインを投入する事はできません。

  *この国で自動販売機を見かける事は殆んどありません。
   当然、買っている姿は一度も見たことはないです。
   きっと、マシンを使って買うことには慣れていないと思います。

お兄さんは,魚釣りの心境でしょうね。
自転車を販売機に横付けする『仕掛け』を作り
後は”獲物”が来るのを待つだけなのですからね。

   

また、ベトナム人の知人はこうも言ってました。
 「路上に並ぶ物売り(行商人)は、バイクに乗る人にとって
 とても便利。だってバイクに乗ったまま買えるから」と。

これは、ベトナム式”ドライブスルー”にあたりますね。
サイゴンの路上全体がコンビニ・システムになっているのです。




昨晩、歩いて15分程のところにある
100円ショップのDAISOに初めて行って来ました。


店舗に入り驚きました。すべてが日本語表示の商品。
すなわち”日本ブランド”で販売しているのです。

 *Maid in Japanは品質が良いとの
  信じ込みがベトナム人の間ではありますから。
  でも、生産国の表示は大半がMaid in Chinaですけどね。(笑)

そして料金は一律35,000ドン(160円程)。
日本より高いのです。

これが巧みな戦略となるのでしょうかーーーー?

 
  

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