この建物はホーチミンの街の中心にあるサイゴン大教会(聖母マリア教会)です。
日曜のミサの時には熱心な信者が集まります。
また、観光客にとっては絶好のシャッター・ポイントです。
正面の右手には、19世紀末に建てられた中央郵便局があります。
私のお気に入りスポットです。
ノスタルジーを感じる建物の中に足を踏み入れると、
タイムスリップした気分になります。
ここも、多くの観光客が訪れます。
そして、この大教会は新婚さんたちの記念撮影のメッカでもあるのです。
撮影に時間をかけるので、式とは別の日に写しているようです。
前のブログにも少し触れましたが、
なにしろ、見せびらかすように寄り添い何通りものポーズで写真をとるのです。
*恥ずかしさより、嬉しさの方が大きいのでしょうね。
その頃の事は忘れてしまいましたね。40年近くも前のことなのでーーー。
日本のような流れ作業での式・集合写真・披露宴と進むやり方は
ここでは馴染みません。
披露宴はホテルやレストラン等で盛大にやるのですが
招待状に書いてある開始時間から確実に1時間近く遅れて
披露宴が開始されるのが、こちらのスタイル。
出席者は時間通りには来ません。
30分以上は遅れて会場に着きます。勿論1時間くらい遅れる人も。
そして、入場の際に新婦と写真を撮ったりしているうちにどんどんずれ込み、
1時間は間違いなく遅れるのでしょう。
だからと言って、誰も文句も言わないと聞いています。
もちろん、その後に予定がある人は先に帰る人もいるようです。
これもベトナム時間です。
ところで、この花婿さん遠くからですが外国人のように見えます。
”郷に入っては郷に従え”
これに耐え(?)、愛するベトナム人と晴れて結婚となるのでしょうか。
この国では欧米人や日本人と結婚するのは、家族全体にとっても
将来が掛かっているようです。
それは、海外に親戚ができることは当事者のベトナム人家族にとっては
大きな生活の支えにもなるからです。
*外国からの送金でかなり家計が賄われている人も多いようです。
ところで、バイクのオジサンも二人を見てますね。
花嫁さん、どこに行こうとしてるのでしょうか?
ドレスを持ち上げ駆けだそうとしているようにも見えます。
「イヤだ!」と言って、逃げようとしているのでしょうか?
それとも、トイレ?ーーーまさか。
下のビデオ画面下部の三角▼をクリックしてください。
お疲れ様でした。
映画でも、花嫁がこんなに長い距離を走るシーンはないと思いますよ。
これからの長い人生、走ってばかりでは疲れてしまうと思うけど。
大丈夫かな、この二人?
実は、それよりももっと心配なことがあります。
それは、ドレスのすそです。
滅茶苦茶、汚れてしまうのではないでしょうかね。
日本なら、何十万円もするんでしょう。
貸衣装なのかな?
なら、毎回洗濯?
レンタルショップも街で見かけるので、
利用料金も含めて聞いてみましょう、今度。
いやいや面白かった。動画を有効に使って、ブログの技術も進歩した。「おじさんのベトナム散歩」で出版できる。
返信削除ところでホイアンに出かけるこてはないだろうか。そこに江戸時代に鎖国で置き去りにされた日本人町があるという。機会がありましたらこのブログに乗せてください。
8月中旬にホイアンでの日本祭が開催されるので
返信削除お手伝いで行く予定です。
そこで、何を感じるか?
楽しみです。