2010年5月20日木曜日

サッカー観戦

ドイツのプロサッカーチーム”フランクフルト”と
ベトナム・プロリーグ所属チームの親善試合を観戦。

この試合、ハノイへの遷都千年と南部解放35周年を記念しての
イベントと新聞では報じられていました。

サッカー人気は高く、国際試合でベトナムが勝てば、
若者はこの時とばかりクラクションを鳴らし国旗を掲げバイクで中心街を
走り回り大混乱となります。時には死者も出るのです。

勝った場合のそんな騒動も心配しながら、仲間と競技場に向かいました。

試合開始30分程前には会場に着くと、楯を持ったヘルメット姿の警官が
視界に入りました。嫌でも緊張が高まってきます。





ところが、スタジアムの席につき場内を見渡すと観客が少ないのです。
きっと試合開始までには、もっとーーーーー?

結局は、その空席が埋まる事もなく試合は開始。

在住ドイツ人の一団100名程が陣取った正面スタンド右手からの
彼らの応援の声だけがやけに場内に響き渡るのです。

  *流石、ワールドカップ優勝経験のある国のサポーターは
   応援もまとまっていました。
   その応援に刺激を受けてか、
   ベトナム人サポーターもドイツ人応援団のまねをして
   声援をおくり始めたのです。

   国際親善マッチというムードで場内も緊張感が試合同様
   かけていました。



試合が始まり、少しして気がついたのです。
「何か変だな?」

ドイツ選手の赤いユニホームに注目!


そうなんです、背番号がないのです。
観客席にいる我々はーーーーー、

   「観客を馬鹿にしてんじゃないの!」
   「ファウルした選手を審判はどう記録するの?」
   「金髪とか背が高いとか?」
   「ドイツ選手は皆がそうじゃん!」
   「どの選手をマークすれば良いか、指示が出せないよね」


試合は前半、1-0でベトナムが先行して終了。
後半はフランクフルトが少し”実力”を見せたようで3-1で勝ちました。


観戦後は、仲間10人で餃子が美味しい中華料理屋へ。
考えてみると、食事中にサッカーの話題は一言も出ませんでした。

それで試合のレベルがお分かり頂けると思います。






=番外編=

昨年、サイゴンで開催されたフットサル国際大会に日本代表が出場。
仕事を終えてから急いで応援に行きました。
場内では飲み物は売っていましたが、食べ物はなし。

しかし、近くで応援していた日本人学校の子供達はお弁当持参。
オニギリやトリのから揚げを、美味しげにパクついているのです。
それを見ていた我々のお腹は、「グー」。


そんな思いは2度としたくないと、バゲットサンドを作ったのです。

段取りとして、
 -、中身に入れるレタス・トマト・ペッパーサラミを切り、タッパに。
 -、フランスパンに切身をいれ、開き目にして皿に並べる。
 -、バターをぬり、マヨネーズを伸ばし3種類の具を置いていく。
 -、塩とコショウを一振りーーー。
 -、クッキングホイルに巻いて出来上がり。


堺正章流にーーー、
「バゲット・サンドの出来上がりでーす!」



これを事務所から戻り迎えの車が来るまでの間の作業。

所要時間は30分。

我ながら、自画自賛の段取りでの”作品”でした。



勿論、味は最高!
だって皆が空腹でしたからね。





2 件のコメント:

  1. 相変わらず好奇心いっぱいに生活していますね。

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  2. 文豪ミニさん、ご無沙汰しています。
    ブログのお陰で街中の『何気ない風景』も
    『何気なくない風景』に見えてくる
    ものなのですね。
    お陰さまで、こちらの生活を楽しんでいます。

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