2011年1月13日木曜日

歌舞伎観賞


新橋演舞場での『初春大歌舞伎』に足を運んできました。

「高尚な趣味ですね」
「とんでもない招待券を頂いたんですよ」

花道の近く桟敷席の隣。
*御観覧料 1等A席 16000円とパンフには書かれていました。
   とても自分では買えません。本音は売って現金を手にしたい位でした。(笑)

折角の機会、楽しもうと先ずは幕間で食べるお弁当を劇場の前でゲット。
場内に入れば解説のイヤホーンを借りて席に。
(代金650円と預け金として1000円を払う)

準備万端。開演を待つ事15分。


ブログネタが次から次へとーーーー、
  =観客は=
     客席の9割以上が女性でした。
     着なれた着物姿の女性を見ると歌舞伎にきていると感じます。
     
     女性客の多い証拠に1階の男子用トイレの狭い事。
     便器も小便用2台、大便用1台でした。
     

  =観客の年齢層は=
    9割が70歳以上?
    熱心なファンの方なんでしょうね、杖をつき歩くのも大変そうな方も。
    また上演中でも席を立つ人もいました。きっとトイレでしょうね。

 
  =幕間の食事=
    夜の部(3幕4時間の公演)の最初の幕間休憩が20分。
    次いで2度目は食事も出来るようにと40分。
      
     ロビーの長椅子に陣地をとったぬいぐるみのようなオバサン。
    最初目にした時はお稲荷さんをしっかりと箸でつかんで口に。
    暫くして様子を見ると、今度は箸の先には“おはぎ”がーーー。

    映画館では見る事のない光景ですね。

    急に思ったのですが、映画館に行くと何故か売店にポップコーンが。
    でも新橋演舞場にはありませんでした。



  =終演すると=
    後期高齢者と思われる人達が競うように急ぎ足で、
    中には駆け足で地下鉄東銀座の駅に向かっていくのです。

    折角の高い観覧料を払っているんだから余韻を楽しみながら
     歩けば良いのにと思うんですがーーー、
    すると聞こえてくる会話は
       「頂いた人にお礼をーーー」
       「貰った券だけど席が良くてーーー」。
   
    我々同様、身銭を払って観に行く人は少ないのかもね。
    劇場周辺でゆっくり歩いている人は富裕層でしょうね。


「で、歌舞伎はどうだったんだ?」と思う人へ。
中村福助の演じた女型が良かったですね。
「流石に、流石」という感じがしました。


人生3度目、4度目かな?の歌舞伎でしたが
イヤホーンのお陰もあってか眠ることなく充分に楽しみました。

     

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