2010年5月2日日曜日

友遠方より来るシリーズ(メコン編)

メコン観光の旅、カイベー・ヴィンロンに行ってきました。

私たちーーーー、
そう学生時代の仲間3名がサイゴンを訪ねてくれたので
ならば、メコンにも足を延ばそうという事になったのです。

  *日本人に人気の あるのはミトーを訪れる
   日帰りツアーです。

   でも、今回はバスツアーで定評のあるシンカフェ
   の日帰りツ アーで、水上マーケットや運河沿いの
   村の訪問を組み込んだ、カイベー・ヴィンロンの
   日帰りツアーに参加したのです。


サイゴンからバスで2時間半、南西に下ります。
そして小型船に乗り移り、メコン観光がはじまるのです。



運河は、そこの住民の道路にもなるわけです。
お店によっては運河側にも入口を設けています。


では一緒に小型船でのメコンの旅、
動画で体験しましょう。









訪問する村の家々では、ライスペーパーや蜂蜜等の名産品を
製法を見せながら、訪れたお客にそれらを販売するのです。

ですから“有料買い物ツアー“に参加とも言い変えれます。

でも、難しいことは言わず、
先ずは伝統的なものを見て楽しむことにしましょう。




ライスペーパーの製造工程をみせてくれます。

溶いた米粉を、下から蒸気をあてた布に薄く延します。
数秒で蒸しあがり白い液状のものが半透明になります。
それを竹で編んだすだれ状の乾し台に。

そして乾すのです。

乾期はライスペーパー作りにとってベストシーズン。






次はポップ・ライス製法。
 (浅草の雷おこしのようなお菓子に最終的には仕上がるのです)

  黒い川砂を大鍋で熱します。
  そこに脱穀前のお米を入れて炒るのです。
  ------、そして出来上がり。

  百聞は一見にしかず。 ビデオを眺めてください。







運河に沿って村には細い道があります。
村の家々はその道にそって並んでいるのです。


自転車に乗る白いアオザイ姿の娘さんたちは
授業を終えた高校生のようです。

清純そのもの。
デビュー当時の”吉永小百合”でしょうかね。

   *訳の分からない描写ですね。(笑)
    でも沢木耕太郎の手にかかると、この何気ない光景も
    巧みな表現で30ページ程は書いて、読者を魅了するのです。







メコンの村にはサイゴンのようなバイク騒音はありません。
のどかな村の風景は心を和ませてくれます。

サイゴン到着後、寝る間も惜しんで行動している仲間にとって
ハンモックでの時は、暫し安らぎの時でもあったようです。







到着後2日目
バイクを気にすることなく、デタム通りを横断できるようになりました。
オバサン・パワーにバイクが避けてくれているのかもしれませんが。

日焼け対策をしていたようですが、夕方には肩が赤くなっていました。
南国の日差しはやはり強いのですね。





幸いなことに多くの友人がサイゴンを訪ねてくれています。
この5月の連休も4組が訪ねてくれます。



ピープル・ウオッチングが趣味の私としては
案内する度に、その旅人達の買い物心理に関して発見があるのです。




今回の3人組は、足元グッズに興味が強かったようです。
座り込もしゃがみこみ、品定めです。





 


観光客が一度は訪れるベンタン市場。

ここでも、試着(試履と言うのかな?)。

   そして、値段交渉開始、

   「65万ドン、オネエサン、キレイ」から始まりました。
   「 ----」
   「 -----」

       *10分経過。

   「じゃ、いらない」
   「オネエサン、キレイネ。コレ、ラストプライス。25万ドン」

   と言う事で、買ってしまいました。


この値段交渉も品定めの時間も
全てが”旅の構成要素”

旅のプロデューサーとして
仲間3名、彼らの”旅の構成要素”のひとつにでも
貢献できたのなら、嬉しい限りです。






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