この小型スピードボートでホテルのある小島に向かうのです。
乗船時間20分ほど。
こんな雰囲気のカップルが似合う感じのリゾート・ホテルなんでしょうね。
会話の内容からドイツ人かスイス人のようでした。
旅先でのピープル・ウオッチングは飽きることがありません。
島の住人はホテル・ゲストとそのスタッフだけ。
静寂そのもの。
ここにはベトナム名物の”バイク”は走ってないのです。
ネーミングのハイダウエイとは“隠れ家”と言う意味。
バトラーと呼ばれるスタッフが数軒のヴィラを担当し
お世話係りとなるのです。
島の中の移動は自転車や電気カート。
その電気カートは専任バトラーが運転してくれます。
ゆっくりと静かな時を過ごしてもらう事がコンセプトのリゾート。
それを表しているのがこのグラスの傾きなのだそうです。
時差ぼけで着いた人は、咄嗟に手を差し出し
結果、グラスをひっくり返し割ってしまいそうですね。
お値段の高そうなのが並んでいる、ワインセラー。
もしお客様が希望すれば、ここで夕食もとれるのだそうです。
ワイン好きにはたまらないでしょうね。
でも、ソムリエ風講釈をする人は気がついてないでしょうが
大半の聴き手は5分もすると、その種の話に嫌気がさして来るのです。
なんでも”ほどほど”が良いのです。
*カラオケでMy wayを熱唱するオジサンが嫌われるの同じですね。
このホテルの代表的な部屋、ビーチ・ヴィラです。
この部屋はベッド・ルームではなく、リビング・ルームなのです。
そう言えば、荘園主が住んでた古い家を見た時にも、こんな感じのものが
ありました。そこでお茶を飲んだり、横になったりとくつろぐのです、
とガイド役の人が説明してくれたのを思い出しました。
ゆったり感を出すため、素材はすべて無垢の木材を使用。
お風呂場もこんな感じです。
もちろん湯船からも海が眺められます。
自然の岩場を活かしたデザインが自慢の、専用プール。
と言っても泳げる程のスペースはありません。
日本的価値観でみると、
プールよりは”海沿岩場露天風呂”という感じになりますかね。
下はプールサイド・レストランのメニューです。
注目!
前菜のサラダやイカのフライで
お値段は、20ドル++(24ドル程になります)
軽く昼食を二人で食べても100ドルは超えてしまいます。
何しろ、ここの元々の表示値段は1000ドル超。
先程のビーチヴィラは2000ドル近く。(勿論1泊ですよ)
ここに泊る人は、値段を見ながら注文するようではいけません。
ところが、新聞では特別料金の案内が出ていました。
やはり昨今の経済不況から時期によってはお客様も少ないのでしょう。
一泊300ドル程度から~と掲載されていました。
ホテルの人も言っていました。
お客様によっては遅く朝食を済ませ、昼は持参したスナックを食べ
夜も単品メニューで終える人もいると。
そんな宿泊客はきっと新聞の広告を見て申し込んだ人なのでしょうね。
「じゃー、オマエはどうなんだよ?」
と仲間から聞かれそうです。
私は気取って答えるでしょう
「自分の趣味ではないのでーーー」と。
だって、食料を買い込んで島に上陸しそうだからですよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿