凸凹道に揺られて、貧相な看板を斜めに右折し
検問ゲートを通るとーーーーー、
厚ささ20センチ程のフェンスひとつ挟んだだけで、
そこは別世界でした。
先ずはレセプションでチャックインの手続き。
*この国は原則滞在中はホテルにパスポートを
預けます。ホテルは翌日には宿泊客リストと
パスポート・コピーを警察に提出するのです。
そしてラウンジのテラスに案内されました。
ウェルカム・ドリンク
左はパッション・フルーツ・ジュース
右はーー?忘れたけど、レモン味のティーでした。
注目はオシボリ。
レモン・グラスの香りのオシボリはありましたが
ここはその茎を芯にしてタオルを巻いているのです。
レモン・グラスの香りが好きはボクはこれで、感激、
一気に、ここが気に入りました。
サービス業、第一印象がとても重要なことです。
ハード面、ソフト面(スタッフの対応)両面からも。
*この国はこのサービス・マインドの部分が弱いのです。
それを何とかしようと政府も対策を試行錯誤中。
愛想にやや欠ける面がベトナム文化とも言えるわけで
簡単な事ではないですね。
部屋に入ると蚊帳が最初に目につきました。
使う使わないかは別として、ここまでキレイに吊るされていると
ひとつのトロピカル・オブジェとしてインテリアになりますね。
*部屋には蚊はいませんでしたので、使用せず。
部屋のアメニティーも充実。
否、しすぎかもーーー。
シャンプー: レモン・グラス
ボディーローション: アロエ
コンディショナー: ペパーミント
ソープ: ラベンダー
全てが異なる香りのハーブ。
全種類を混ぜたらどんな匂いになるか不安だったので
好きなレモン・グラスのみ使いました。
ミックス・ハーブティーのようなものもあるから
問題ないのかもしれませんが。
この島のセールスポイントは“海”。
荷解きを終えると目の前のプライベート・ビーチへ。
太陽に照らされた白砂とコバルトブルーの海からの反射は
目には刺激が強すぎます。
格好つけるわけではありませんが、サングラスは必需品。
勿論、帽子も。
ランチは好物のひとつ、クラブサンドイッチをオーダー。
*この種のホテルに滞在するとクラブ・サンドイッチや
ハンバーガーを食べて、味のレベルの評価に
毎回しているのです。
この雰囲気では何をたべても美味しいかもしれませんが
フランス系の経営なのでバゲット・サンドを頼んでも
良かったかなと、後悔。
何しろ部屋数が42部屋。多くても80人程度のお客様の為に
これだけの設備があるのですからね、贅沢ですね。
レセプションもお客様が少ないので、すぐ名前も覚え声をかけてくれます。
(そうするように教育されているのでしょう)
徐々に陽がーーー、
椰子の葉影から斜めに差し込む光が織りなす
コントラストも素晴らしい!
人影が少ないのも魅力。
夕陽の場面、最高のシャッター・チャンス。
一眼レフを携えたオジサン登場。
立位置を決め、そして微妙に身体の角度を右に左に
さらにレンズを操作し、気ぜわしく動くのです。
せっかくの夕景も、視界にオジサンが入ると諦めざるを得ません。
時には、自分も同じような事をしているかもしれませんね
夕食は2階のレストランか、
ビーチサイドのカフェでもガーデンBBQが目の前で楽しめます。
一組の家族連れは、手入れの行き届いた芝生に置かれた
テーブルを囲んでの食事。
時々波の打ち寄せる音に混じって、笑い声が聞こえてきました。
翌朝、2階のレストランで朝食ブッフェ。
先ずは、バゲットとハムとチーズでフランス風で食しました。
隣の席の家族はドイツ人。
厳格そうな両親に、気弱そうな息子。
席に近づくとメガネを掛けた息子は
見晴らしの良い席に座りかけます。
すると一緒にいたお母さんが、「No!」
お母さんは遅れて着いたお父さんにその席を確保。
メガネの息子は不満そうに一言、二言、三言。
厳しそうなお父さんは一言。
そして座る席を指したのです。
The End
このシーン、日本の若い親に見せたかったですね。
*ベトナムも、今は子供の躾には甘いですね。
日本と似ているかも。
朝食を終えても階下に広がる景色に
つい長居をしてしまいました。
ラ・ベランダ( La Veranda)
満足、満足!
フーコック島、評価上がって来ています。
次回のブログ、楽しみにーーーー。
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