ベトナム生活2年を終え日本に帰国。タイトルも『ベトナム食日記』に 『ニッポン食日記』の文字を加え、異文化体験から磨かれた“文化のズレ” を掴み取る感性を使って日常で感じた事をつらつらと書いていきます。
2010年3月4日木曜日
ギター
ダラットのギター工房です。
何でここを訪ねたかはまるでテレビ番組「家族に乾杯」のようでした。
友人が50万ドンでギターを買ったと聞き、ギターを弾きたくなったのです。
その話をダラット滞在中に知人に話したら、ギター職人を知っている
となって、アポなしで家にお邪魔した次第です。
そこからは、すべてが台本のないドラマでした。
先ずは30分程のギター談義。
そしてギターが欲しいと伝えると、2本しか今は在庫がないといって
見せてくれました。値段を聞き、躊躇。
衝動買いレベルの金額を超えているのです。
ひとまずギター談議は休憩。
すると「一緒にお昼を食べましょう」と予想もしない展開に、
「まるでテレビ番組みたい」と遠慮なく食卓に同席させてもらいました。
考えてみれば訪れた時間が11時過ぎ。
2階では親戚が集まりテトを祝っての食事会の最中だったのです。
並んでいるものは本当のベトナム家庭料理でした。
ラッキョウ漬けは日本と変わらない味でしたよ。
この工房はThiさんとTuanさん兄弟のもの。
作品の大半は海外に輸出しているのだそうです。
見せてもらった2本のギターは600ドルと750ドル。
その私の迷いを払しょくさせようとしてくれたのか
弟さんが600ドルのクラッシック・ギターで演奏してくれました。
指先の動きに注目ですよ。
どうでしたか?
私はお兄さんに聞きました「何年、練習すれば良いの?」
「5年」と言って私の指を触り「ちょっと、カタイ」と言うのです。
その言葉と、もともと自分の指の不器用さを知っているので
猫に小判のたとえ通り、諦めました。
でも、ギターを弾くのは諦めきれず
サイゴンに戻ると直ぐに買ってしまったのです。
800,000ドンです。
(4千円弱)
今は「涙そうそう」、「昴」を練習しています。
そのうち動画で紹介できたらと考えていますがーーーー。
「やめとけ!」と言う声が聞こえてきそうですね。
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すごい!!!指先が蛇のようです。で、GGさんの動画がアップされるのを待ってます。
返信削除しかしすごいなぁ。
僕も最近10年ぶり??にギターを再会しました。。
時間がいっぱいあるので練習します☆
料理話題、尽きないですね~ほんとうにアジアは食文化が豊かだなぁ~と毎回感心とよだれをたらしてます。
写真の取り方もステキです。
Tentenさん、コメントありがとうございます。
返信削除私のような年齢になると指の運動はボケ防止につながるとか。現実はテクニックの進歩よりボケの進歩が速いようでコードが覚えられず苦労しています。
お互い、ギター頑張りましょう。
でも正直言って、持続力が乏しいタイプ(飽きっぽいと言う事です)なので
いつまで続くか不安です。