2011年7月1日金曜日

TOEIC奮闘記


「TOEIC、受けたら?」
「OK,申し込んでみるよ!」
同期の青年海外協力隊隊員からの誘いに
軽い気持ちで応じたのが全ての始まりでした。


早速、本屋さんに足を運び学生時代にお世話になった
『旺文社』の模擬試験集を購入。


大学受験時代の言葉『傾向と対策』を思い出し
懐かしさも加わり学生気分で試験準備開始。

この変わり身の早さには自分も驚くばかりです。

    *TOEICとは英語の資格試験。
     45分間のリスニングテストの後に休みなしで75分間の
     リーディングテスト。合計2時間。
     満点は990点。
一般的に730点以上なら海外に留学する資格を満たします。

*世界で500万人が受験。日本は171万人、お隣韓国が200万人。
人口差を考えると3倍以上の格差。韓国の英語熱の高さを感じます。
これが今の韓国経済のパワーの源泉かもしれませんね。
     アメリカで活躍するゴルフ選手もペラペラでしょうネ。

遼君もできますしね。
言葉ができず井の中の蛙だったのがジャンボ尾崎でしたね。


TOEICでも、「ガンバレ日本!」ですね。


受験の申し込みをインターネットで済ませると、試験の2週間前ほど前に
試験会場を明示した受験票が届きます。
そこには学習院と書いてありました。


試験日1週間前には地獄の特訓と決め込み模擬試験にチャレンジ。
でも、最初の5分程で集中力は極度に低下。
 頭とマークシートに書き込む指が連動しません。

   
          

当日、自信喪失気味で学習院の門をくぐり試験会場へ。
受験申込書の確認手続きを終えて教室内に入ると
指定された後ろから2列目の席にすわると人間観察開始。
前方は大半が学生風。軽くストレッチをする振りして腰を回して
後方確認ーーーー、年寄り見当たらず。

その教室(受験生約150人)では最高年齢者だったと思います。

左の隣の小太りな女学生は机にうつ伏せ、リラックス状態。
(余裕で眠っていたのかもしれません)

通路を挟んだ席のスリムな男子学生は、座ると同時に
解答用紙に受検番号等の必要事項を書き込み始め
その後は専門書を取り出し読み始めました。
とても優秀そう。

席の前は、薄い頭髪に汗が光る熱量のありそうなお兄さん。
胡坐をかいて「やるぞ!」という態度がアリアリです。

試験官の声で開始が知らされ、スピーカーから英語が流れてきます。
しかし、同時に左隣りの男子学生の鉛筆の音も聞こえてくるのです。
「マズイ!」と左手で耳を塞いだら次の英語の出だしの音声が聞き取れず、
右にやや首を傾け女学生の動きを一瞥するとーーー静止状態。
「聞き取れないのかな?」と心配に。

どうして回りが気になるんでしょうね。困った性格です。
そんな事をしているために集中力はだんだん弱く。
でも、その間に問題は進み45分間終了。
ただちにページをめくりリーディングテストへ。

*『傾向と対策集』には、聞き取れない場合は何でも良いので
マークシートに記入。次の問題の音声に集中と書いてあります。
それを思い出し、やったのですがーーーーーー。
そのケースが多すぎたかも。

次の75分間もアッと言う間に過ぎ、感情ない試験官の終了の声が
場内に響き終了。。





試験を終え、学習院を門を出る時には疲労感タップリ。
ただ座り、最小限の指の動きでマークシートに記入しただけなのに 何なんでしょう、この疲れ。


知識もさることながら、TOEICには体力求めれるようです。


最初にして、最後のTOEICの試験挑戦。
受験料5565円以上の楽しみを味わいました。

声をかけてくれた仲間に感謝。





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