ベトナム最大?のテーマパーク、ダイナム(大南)に行ってきました。
サイゴンから北北西に50キロ程のところにあります。
9ヘクタールの敷地にお寺院等の建造物や動物園、人工ビーチ
ゴーカート場等の娯楽施設、さらに10ヘクタールの野外キャンプ場等と
まだ第2期工事が終わったところで、色んな施設の計画もまだあるとのこと。
今回の日帰り視察団は約40名で、テーマパーク訪問と言う事もあり
子供連れの参加もありました。
16日(土)7時半集合に”遅れないよう”にと前日に日程表を渡されました。
毎回この種の「視察団」で外人参加者は、私だけ。
ベトナム語が出来ない私は、置き去りにされないよう集合時間と場所だけは
常に気にしています。
この日も時間通りに集合場所へ。
でも、私に遅れないよう指示した人は、7時45分頃に現れました。
結局バスが出発したのは8時15分過ぎです。
これも毎回の事。
こんな事でイライラしてはベトナム生活はしていけません。
バスが出発すれば案内役のガイドが車内のムードを盛り上げます。
歌を交えたトークに皆が大笑いをし、大拍手となります。
そんな時、車窓から街の風景を一人楽しんでいる私は
自然と”小拍手”(パチパチーー)が出来るよう
身体が反応するようになっています。
目的地に近づくとお揃いの帽子が配られるのです。
*先程遅れて来た同僚は「これを被って。見つけやすいからね!」と言って
渡してくれました。
場内に入るとアオザイ姿の美しい女性が園内を案内してくれます。
約3分の一の人(私を含めて)は彼女について歩くのですが
残りは勝手に写真を撮り始め、私から見ればバラバラとなっています。
*問題の同僚は歴史的建造物風に見える門(一番上の写真)
のところで写真撮影に忙しく、我々とは100m以上も離れています。
実はこの辺にベトナム人気質が垣間見えるのです。
まとまりがないというか、
各自、自由というか
独立心があるというか
人の事を考えないというかーーーー
一方、我々日本人は
一緒にいないといけないのでは?
自分勝手に動いたらいけないのでは?
皆と一緒にいると安心。
周りの人の事を気にする。
と言う事で、日本人・ベトナム人の反応は逆のようです。
彼らからみれば、まとまり行動するのが苦手というより、それが当たり前。
「何でそんなに皆が一緒に行動するの?」と日本人を見てるでしょうね。
誰ですか?
「ベトナム人の血が混じってるかも?」と言っている人は。
ですから、何となく拘束されているような、何となくいい加減な
時間管理で感じで日程は消化され、置き去りにされる人もなく
無事に視察ツアーは毎回終了するのです。
*”いい加減な時間管理”とは日本人からはそう見えるのだけで
彼らなりには管理されているのでしょう。
この日サイゴンへの到着時間は1時間ほど遅れて6時半でした。
でも、日本特有の数分遅れても「申し訳ありません」の習慣的お詫び
は当然ありません。
皆、楽しげに家路につきました。
=番外編=
寺院の境内に入るときは土足禁止です。
でも足袋のような上履きを渡されました。靴を脱ぐ必要がないのです。
今までも寺院参拝の際に靴を脱がされるところはあったのですが
これはGoodな方法です。
日本でもありますか?
毎回靴を脱いで下駄箱に入れたり、またはビニール袋で出口まで
持って歩くのも面倒くさいですよね。
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