これが今回の旅の目的の一つでもありました。
何でも格好から入るタイプの私は当然リュックを背負います。
泊まるところは安宿(ゲストハウス)。
バックパッカーのバイブルとも言える(団塊世代の勝手な思い込み?)
沢木耕太郎著『深夜特急』には宿を決める時の場面が何度も登場。
先ず 部屋を見て、そして料金交渉にはいるのです。
想像するだけで、旅の気分は盛り上がってきますね。
ところが、今は彼の旅していた当時とは異なり
その場に足を運ばなくてもネットでホテルの施設や利用者のコメントが
確認できて、2千円台のホテルも予約は可能なのです。
そんな訳で、サイゴン生活時代に見当をつけていた
バックパッカーが集まるファングラオ地区にある
Lec Vien HotelをAgoda(格安ホテルの検索サイト)で予約が
出来ることを知り、最初の2日間をそれで手配したのです。
(部屋料金は1泊朝食付で30ドル)
*サイゴンでの安宿(ゲストハウス)の料金レベル (一人部屋)
10ドル前後 かなりの安宿。エアコンない場合あり
部屋に窓はなし。(または小窓のみ)
20ドル前後 エアコン、部屋に窓あり(または小窓のみ)
30ドル前後 エアコン、部屋に窓あり。朝食付き
1泊25ドルを宿泊代の予算としていたので、5ドルほど高め。
翌朝、朝食を終えてフロントへ出向き
滞在延長を理由に料金交渉を試みると、予想外の反応。
無愛想な態度で、「一泊朝食付きで36ドル」と6ドルも高くなる返事。
そして、30ドルを希望するならネットで予約して欲しいとの事。
USドルの現金で払うからと交渉しても、「NO!」
無愛想なスタッフに言われた通りフロント脇のPCで予約をとるのも
癪に障るので、気分転換、朝の散歩がてらホテル探しへと通りにーーー。
5月のサイゴン、一年で最も暑い時期だったのを思い出させてくれました。
南国の強い日差しが痛いくらいに肌を刺してきます。
空を見上げようとすると斜め前方に『Hotel68 』の看板が視界に。
ロビーに併設されてカフェもありーーー「良さそう!」
早速、窓付き、眺めの良いところと希望を伝えると、6階の部屋を案内。
窓も大きくサイゴン市街が一望。
「ここなら良さそうーーー」
ロビーに降りて、優しげなフロントの青年と料金交渉。
5泊を条件に28ドル(朝食付き)を24ドルにしてもらいました。
気分よくそのホテルに移ったのですが ----。
次から、次へと問題も出てきたのです。
この種のホテルに滞在する旅人は
それも楽しみと感じなくてはいけないことを学びました。
それは、次号のブログで。
乞う、ご期待!
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