新橋演舞場での『初春大歌舞伎』に足を運んできました。
「高尚な趣味ですね」
「とんでもない招待券を頂いたんですよ」
花道の近く桟敷席の隣。
*御観覧料 1等A席 16000円とパンフには書かれていました。
とても自分では買えません。本音は売って現金を手にしたい位でした。(笑)
折角の機会、楽しもうと先ずは幕間で食べるお弁当を劇場の前でゲット。
場内に入れば解説のイヤホーンを借りて席に。
(代金650円と預け金として1000円を払う)
準備万端。開演を待つ事15分。
ブログネタが次から次へとーーーー、
=観客は=
客席の9割以上が女性でした。
着なれた着物姿の女性を見ると歌舞伎にきていると感じます。
女性客の多い証拠に1階の男子用トイレの狭い事。
便器も小便用2台、大便用1台でした。
=観客の年齢層は=
9割が70歳以上?
熱心なファンの方なんでしょうね、杖をつき歩くのも大変そうな方も。
また上演中でも席を立つ人もいました。きっとトイレでしょうね。
=幕間の食事=
夜の部(3幕4時間の公演)の最初の幕間休憩が20分。
次いで2度目は食事も出来るようにと40分。
ロビーの長椅子に陣地をとったぬいぐるみのようなオバサン。
最初目にした時はお稲荷さんをしっかりと箸でつかんで口に。
暫くして様子を見ると、今度は箸の先には“おはぎ”がーーー。
映画館では見る事のない光景ですね。
急に思ったのですが、映画館に行くと何故か売店にポップコーンが。
でも新橋演舞場にはありませんでした。
=終演すると=
後期高齢者と思われる人達が競うように急ぎ足で、
中には駆け足で地下鉄東銀座の駅に向かっていくのです。
折角の高い観覧料を払っているんだから余韻を楽しみながら
歩けば良いのにと思うんですがーーー、
すると聞こえてくる会話は
「頂いた人にお礼をーーー」
「貰った券だけど席が良くてーーー」。
我々同様、身銭を払って観に行く人は少ないのかもね。
劇場周辺でゆっくり歩いている人は富裕層でしょうね。
「で、歌舞伎はどうだったんだ?」と思う人へ。
中村福助の演じた女型が良かったですね。
「流石に、流石」という感じがしました。
人生3度目、4度目かな?の歌舞伎でしたが
イヤホーンのお陰もあってか眠ることなく充分に楽しみました。
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