2010年9月11日土曜日

送別会

「それでは20年度2次隊の送別会を始めます」と、
司会者Mさんのよく通る声がレストラン内に響きました。


2008年9月25日ベトナムに着任。
そして丸2年後となる今月24日に日本へ帰国。

アッと言う間の2年ーーーー、でした。

2年前に着任した時の歓迎会の開催場所を
送別会の会場にと幹事お願いしたのです。

マラソンで言えば、そこはスタート地点であり
ゴール地点にもなるからです。

こんな発想って、まだ”青春”していますかね?


  *ところでJICAのボランティアは
   JOCV(青年海外協力隊)とSV(シニア・ボランティア)があります。
   同期12名の内、その各1名がサイゴンに配属されました。
   
   2人の年齢差は35才。
   相棒のK君と一緒にいると、
   大半の他人は親子と思っていたようです。

   でも、本人達は兄弟感覚で行動を共にしていました。
   これって、私の勝手な思い込みかな?
   
   ともかく、K君にはこの期間をお付き合い頂き
   感謝です。   

   
   
その2年間を振り返るとーーー、

  活動面での苦労はなく、生活面の環境にも恵まれていました。
  そのせいでしょうか、いくつか問題視されていた数値も改善。
  まるで健康管理・体力回復(向上かな?)の為の
  2年間でもあったように感じてしまいます。

  また、多くの友人(数えると60名以上の人が)が
  日本やオーストラリアからサイゴンの地を訪ねて来てくれました。

  これも大いに感謝です。

楽しい思い出しか浮かばないというのは、能天気なのでしょうかね。



と、言いながらも宴の後を眺めると
この地で出会った仲間との別れを感じ、寂しさも湧いてきます。


そんな時は、普段思い浮かばないことが頭をよぎります。
きっと、寂しさが脳の眠っている記憶部分を起こすのでしょうね。

『会うは、別れの始めとはーー』
の歌詞が何故か浮かび口ずさむのでした。

家に戻りネットで、別れに関する歌詞を調べ始めると
こんな歌詞もあると書かれていました。

 『さよならは別れの言葉じゃなくて
 再び出会うまでの遠い約束ーーー』

これも”青春って”感じで、良いななんて思い、
次をクリックすると、さらにこんなモノが画面に登場。

  『会うは、別れの始めなり』と言われ別離の苦しさや
  辛さばかりを恐れていましたが、今はお浄土で
  再会できる事を楽しみに生きていく事にーー、

と、読んだところでネット検索終了。

このような”悟の境地”になるには、まだ早過ぎますよね。(笑)







    

3 件のコメント:

  1. 2年間ご苦労様でした。のか楽しまれたようで何よりです。
    2年間の間に現地でお会いしたと思ったら、今は異国に住む事になり、やはり2年はやはり長い時間なのでしょうか。

    日本に帰られてもブログは続けてみますか?
    またご連絡します

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  2. 日本に戻っても、浦島太郎の心境で数回のブログは書けるかもしれませんね。また、欧州バックパッカーの旅でアムスにも訪れたいです。
    再会を楽しみに。

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  3.  ついに体験してしまったんですね、噂のホビロン! 以前から、一体、どんなものかしらと思っていたのです。写真、Thank you. 2年間で体調も良くなったって、よほど充実し、かつ楽しいベトナム・ライフだったのでしょうね。そこまで同化できるのって、ある種の才能ですよ。帰国後は、早く日本に同化してくださいね。    ant129 もしくはT・S

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