ベトナム生活2年を終え日本に帰国。タイトルも『ベトナム食日記』に 『ニッポン食日記』の文字を加え、異文化体験から磨かれた“文化のズレ” を掴み取る感性を使って日常で感じた事をつらつらと書いていきます。
2010年9月4日土曜日
友遠方より来るシリーズ(変身願望)
「アオザイを着て写真撮りたいの!」
滞在中、観たい、食べたい、やりたいの希望を聞いたら
最初に出てきたリクエストがこれでした。
*確かにHISのツアーで申し込むと日程に
”アオザイを着て写真が撮れます”が組み込まれています。
きっと女性は”1度は着てみたい”という気持ちがあるんでしょうね。
2日目の2時半に予約。
スタジオへ行くとそこには100着は悠に超すアオザイがありました。
友人は早速好みのアオザイ探し、そして仲間とーーーー
「これどう、派手かしら?」
「そうね、いいんじゃないーーー」
「これは?」
「スケスケ、水商売系みたいよ」
こんな会話を楽しめるのも料金の内かもしれませんね。
私は壁の写真を指差し、
「ベトナム風な派手めの化粧でお願いしいます」
と係の人に伝えCafeで待つことにしました。
壁の写真を眺めると、叶姉妹オンパレードていう感じでしょう。
こちらは、いざとなると恥も外聞もない位の厚化粧となります。
結婚式にも参加しましたが、あまりの化粧の濃さに花嫁さんが別人に見え
他人の式で食事をしている気分になりそうでしたからね。(笑)
2時間程してスタジオに戻るとまだ撮影中。
さらに待つこと30分。
変身美女2名登場!
超ド派手なアオザイを身にまとい、
3cmはあろうかと思う”つけまつげ”をひっつけ、
体型ピッたしのアオザイは、ピンで脇が止められていました。
*2人は細身。太めの人ならピンは不要なんでしょうね。
それともゴムでも使って引き伸ばすのでしょうかね
登場した本人たちの開口一番は、
「オカマ・バーみたいでしょう?」でした。
そんな言葉を発しながらも外でも写真を撮りたいと
言うのですから、女性心理は分からないですね。
表に出れば、路上駐車のVespaのハンドルに手を置き
恥じらいもなく、「ハイ、ポーズ!」
まだスタジオ撮影の余韻が残っているようでした
通りがかりの外人旅行者、まるでドッキリカメラに登場する人のよう。
オカマ化粧の国籍不明な2人を遠巻きに覗き込み、「何、この人達?」。
驚きで笑みも消え、避けるように脇を通り抜けて行きました。
では、スタジオ撮影の写真を公開します。
「エッ、よく見えない。」
それでは、アップで。
お二人、お疲れ様でした。
ところでこれからベトナムに訪れる人、どうですか、挑戦してみませんか?
一生の思い出になりますよ。
アオザイ写真撮影(ド派手化粧付)
2着のアオザイを着て撮影。
希望するショットを絵葉書代の写真(6枚)にしてくれるのです。
勿論、メーキャップもしてくれます。
料金は40ドル(所要時間1時間半程度)
*彼らは洋服選び、厚化粧、写真選びに時間がとられ
2時間半近くかかりました。
住所:49 Ton That Thiep St. Dist1
サイゴン・センターの近く。
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