病院の待合室は,年寄りの社交の場。
なんて話を聞いて笑っていたのが一昔前。
今はもうその仲間に入れてもらえそうーーーー、イヤですね。
ボランティア活動を終え帰国して間もなく9カ月。
幸せなことにいくつか仕事の手伝いをさせてもらうことで
実社会との接点も維持、“ボケ”ることなく生活をしています。
そんな訳で、週に数日は仕事絡みで外出。
では「家にいる時は何をしているの?」と聞きたくなるでしょうが、
それが冒頭に触れた病院通いなのです。
最初に紹介する病院は皮膚科。
ここへは、水虫とイボの治療で帰国後からずーっとお世話に。
足の裏のイボ治療は月2回のペース通い
毎回液体チッソを患部に当てられ痛い思いをするのですが
今だ、イボが取れず。
水虫治療は治ったと思ったのですがーーー、
桜が散った頃から“復活の兆し”、否、“復活でした”。
この世に水虫が存在する限り、誰かの言葉ではありませんが
「皮膚科は永遠に不滅です」となりますね。
もう一つ通っている病院は整形外科です。
3月に教則本を買い求め、クラシックギター練習に励み始めたら
左手薬指が『バネ指』となってしまいました。(大笑)
手当が遅れたら指の腱の手術だったよと脅され
週1回手の平(薬指のつけ根)の注射に耐えています。
さらに週に2回はレーザー治療も受けています。
そのバネ指治療に思わぬ事態がーーー、敏感肌なんですね。
湿布薬にかぶれ、代わりにもらった軟膏でもかぶれ
おまけに注射後に貼る1センチ四方の絆創膏にもかぶれーー(苦笑い)
このかぶれ治療でまた皮膚科に通ったら
病院通いの“悪の連鎖”となってしまいますね。
午前中の整形外科の待合室はまさにお年寄りばかり。
世間から見れば『私』もその一人と見られているんでしょうね。
*先日も会話を聞いていて可笑しくなりました。
70歳過ぎの女性二人の会話。
「昔は文京区に住んでいたのよね。
田中角栄さんの家と鳩山のさんの家の間ーーー」
「どこ?」
「護国寺よ!」
都内の土地勘のある人なら分りますね。
そして最後に紹介するのが
生活習慣病の高血圧や血糖値治療のための内科。
春から夏までは内科はオフシーズンのようですが
冬場の風邪の流行るピークシーズンになると
待ち時間も1時間超となります。
待合室対策として本など持参するのですが
そこにいるお年寄りの皆さんは病院に来るには元気で声も大きく
隣の人に話しかけては身の上話をするのです。
こちらもついついその会話に耳がダンボになってしまうのです。
自分への戒めとして、
病院の待合室では『寡黙な自分』を演じようと思います。(笑)
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