さらにJR/新幹線のガード下を抜けて、直ぐに左折。
高架沿いを新橋方面に250メートル程歩くと
札幌柳麺の店『芳蘭』が右手にあります。
この店開店して40年近くが経つ老舗です。
麺は札幌本店から毎日飛行機での“お取り寄せ”が売りでした。
そのため、お代は一杯『500円』。
当時では超高級ラーメン店だったのです。
その頃は高度成長期、見栄っ張りも多かったのですね。
いつも満席でした。
そこにいた自分も、そうだったんでしょうかね。(笑)
言い訳ですが事務所からは徒歩数分でしたので。
先日10年振り位でしょうか、昼時に訪れました。
階段を下りて店内に入ると25人程入れる店に2組5名の客のみ。
ーーーーー、超閑散!
目の前のメニューを眺めれば
味噌ラーメンのお代は『1000円』
渇いた喉にグラスの水を流し込み、
アツアツ味噌ラーメンの出来上がりを待ちます。
すると後ろの席の紫煙がエアコンの風に乗って首筋に。
食事の前に煙草の匂いの先制パンチ。
アツアツ味噌ラーメンの出来上がりを待ちます。
すると後ろの席の紫煙がエアコンの風に乗って首筋に。
食事の前に煙草の匂いの先制パンチ。
急に入口が騒がしくなり常連風の3名が来店、奥の席に座りました。
部長代理風のメタボの人、
胃の悪そうな係長風の痩せた人
ボサボサ頭の役職なし風の若者
ボサボサ頭が立ち上がり、カウンター脇に積み上げてある灰皿を
躊躇することなく掴み、自分たちのテーブルの真ん中に置きました。
信号が赤から青に変わった時のように、一斉にポケットから取り出しました。
そして点火の儀式へ。
そして点火の儀式へ。
そうなんです、今やこの店は
味噌ラーメンの美味しさを求める人の店ではなく
気兼ねなく煙草を吸える場所を求める人の店なのです。
*最近は庶民派の定食屋でも長居させない口実もあってか
店内で『禁煙』の張り紙が目立ちますからね。
久し振りに出席した同窓会。
なんとなく昔の頃のようには皆と馴染めず
「次回は欠席だなーー」と思案しながら家路に向かう時の気分でした。
そんな経験、なかったですか?
なんとなく昔の頃のようには皆と馴染めず
「次回は欠席だなーー」と思案しながら家路に向かう時の気分でした。
そんな経験、なかったですか?
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