2011年4月9日土曜日

鰺フライ定食

京橋 松輪の鰺フライ定食 1200円

友人のR氏は3年間のサイゴン駐在中に500軒以上のレストランを“食破”。
帰国後もミシュラン3ツ星レストランからB級グルメまで食破の旅は続いています。

先日、同時期サイゴンにいた友人H氏も加わりオジサン3人組が
京橋周辺でお昼を一緒に食べることになりました。

H氏:「どこか美味しいところある?」
R氏:「売り切れ御免の鰺フライ定食の店に行きましょう」



 12時半を過ぎた頃に店の前に到着。
『売り切れ御免』の看板は見当たらず一安心。

しかし縄のれんの下のメニューの案内板の文字を見て
ーーー、 「ギョッ!」  これを「魚!」と書いたら親父ギャクですね(笑)

鰺フライ定食 1200円
   



この店のテーブルには鰺フライの食べ方の説明書がありました。
大根おろし(ワサビ添え)をフライにのせ軽く醤油をかけて
食べてくださいとのこと。

注文して5分ほどすると目の前にアツアツのフライが登場。
解説通りの手順で食べました。

オジサン3人組はいつも食べながらも
「アーダ、コーダ」とグルメ塾議を開始するのですがーーー、


   この3人組、色んな国を訪れている自称“国際派”。
    故に会話の中にやたらと海外ネタが出て来るのです。
    隣で聞き耳を立てている若い人がいたら、一番に嫌われる
    タイプでしょうね。

    でもこの日は一言も海外ネタとの比較話は出てきませんでした。
    口にはしないものの頭の中で1200円との費用対効果を計算。
    その結果が活発なトークにはならなかったようです。


過去に食べたモノよりも、アツアツでサクサクの食感があり
油っぽさ青味魚の生臭さもなく、アッサリと食べ終えた感じ。



帰路電車に乗りながらも1200円に納得がいかず、浮かぶ疑問は
「家で作った鰺フライとどの程度食感が違うのか?」でした。


年齢のせいか気になるとすぐ行動するのです。
スーパーのマルエツでフライ用鰺の開きをゲット。

   “一枚98円”

パン粉を付ける段階から気合いを入れ
生卵は通常の倍の時間をかけ空気を入れるようにかき混ぜました。




そして完成したのがーーーーーー“これ”です。




 「たかが鰺フライ定食、されど鰺フライ定食」
と言う程に構えるメニューではなさそうです。

結論として、新鮮な鰺(98円でも)が手に入れば
誰でも1200円の鰺フライ定食は作れるのです。


=Photo575=

鰺フライ、品格問えば、B級グルメ

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