京橋 松輪の鰺フライ定食 1200円 |
友人のR氏は3年間のサイゴン駐在中に500軒以上のレストランを“食破”。
帰国後もミシュラン3ツ星レストランからB級グルメまで食破の旅は続いています。
先日、同時期サイゴンにいた友人H氏も加わりオジサン3人組が
京橋周辺でお昼を一緒に食べることになりました。
H氏:「どこか美味しいところある?」
R氏:「売り切れ御免の鰺フライ定食の店に行きましょう」
12時半を過ぎた頃に店の前に到着。
『売り切れ御免』の看板は見当たらず一安心。
しかし縄のれんの下のメニューの案内板の文字を見て
ーーー、 「ギョッ!」 これを「魚!」と書いたら親父ギャクですね(笑)
鰺フライ定食 1200円
この店のテーブルには鰺フライの食べ方の説明書がありました。
大根おろし(ワサビ添え)をフライにのせ軽く醤油をかけて
食べてくださいとのこと。
注文して5分ほどすると目の前にアツアツのフライが登場。
解説通りの手順で食べました。
オジサン3人組はいつも食べながらも
「アーダ、コーダ」とグルメ塾議を開始するのですがーーー、
*この3人組、色んな国を訪れている自称“国際派”。
故に会話の中にやたらと海外ネタが出て来るのです。
隣で聞き耳を立てている若い人がいたら、一番に嫌われる
タイプでしょうね。
でもこの日は一言も海外ネタとの比較話は出てきませんでした。
口にはしないものの頭の中で1200円との費用対効果を計算。
その結果が活発なトークにはならなかったようです。
過去に食べたモノよりも、アツアツでサクサクの食感があり
油っぽさ青味魚の生臭さもなく、アッサリと食べ終えた感じ。
帰路電車に乗りながらも1200円に納得がいかず、浮かぶ疑問は
「家で作った鰺フライとどの程度食感が違うのか?」でした。
年齢のせいか気になるとすぐ行動するのです。
スーパーのマルエツでフライ用鰺の開きをゲット。
“一枚98円”
パン粉を付ける段階から気合いを入れ
生卵は通常の倍の時間をかけ空気を入れるようにかき混ぜました。
そして完成したのがーーーーーー“これ”です。
「たかが鰺フライ定食、されど鰺フライ定食」
と言う程に構えるメニューではなさそうです。
結論として、新鮮な鰺(98円でも)が手に入れば
誰でも1200円の鰺フライ定食は作れるのです。
=Photo575=
鰺フライ、品格問えば、B級グルメ
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